婆紗羅

著者 :
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本棚登録 : 11
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062048743

感想・レビュー・書評

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  • タイトルの沙の字が違うがどうなってるんだろ。
    佐々木導誉という破天荒な僧侶が後醍醐天皇を隠岐へ流刑に護送するところから始まる。妖教立川流の秘儀で連れてくめかけ3人を選び出す帝やら兼好法師、足利尊氏・直義兄弟、高ノ師直・師泰兄弟、楠木正成・正行・正義親子、などなど。鎌倉、南北朝時代ってこういうことだったのかーとざっくり分かりました。いやざっくりすぎるけど。
    足利義満が将軍となり立川流?を継承してると後に世阿弥と呼ばれる鬼夜叉とやってるとこ道誉に見せておしまい、ってとんでもない物語ですね。

  • 全40巻という一大戦記叙事詩「太平記」のあらましが、わずか200数ページで読めてしまう、非常に有難い作品。いきなり本家に挑むより、まずはこちらを読んでから全体の流れを把握しておくと「この筋も脈絡もない、だれが敵やら味方やら、めちゃくちゃの混線ぶり」で大概の人が途中で読むのを諦めてしまう本家も少しは理解しやすくなるのではないでしょうか。佐々木道誉を中心に、後醍醐天皇、文観、足利兄弟、高ノ兄弟、楠一族、吉田兼好、細川頼之、世阿弥、義満などの婆娑羅の星々が南北朝半世紀の歴史を駆け抜けていきます。ちなみに鎌倉幕府滅亡までの最も血沸き、肉躍る部分はほとんどカットされています。

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著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。「眼中の悪魔」などで探偵作家クラブ賞を受賞。『甲賀忍法帖』など〈忍法帖〉シリーズで一世を風靡。主な作品に『魔界転生』『警視庁草紙』『戦中派不戦日記』など。2001年没。

「2022年 『帰去来殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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