運命を拓く 天風瞑想録

  • 講談社 (1994年1月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (308ページ) / ISBN・EAN: 9784062053525

作品紹介・あらすじ

生命(いのち)と宇宙の結び目、心が一切を創る。運も成功も健康も、すべて心の働きだ。心に宇宙の無限の力を取り込み、積極的に生きてみよ。多くの人をよりよい人生に導いた、哲人天風 感動の教え!

宇宙本体の力は、人間の心の状態を鋳型として、これを現実化させる自然現象を現す。宇宙を司る宇宙本体の力が、我々の心が取る態度と、まったく同じ態度で我々に臨む、という事実がある。その宇宙本体と常に結ばれている自己を、明瞭に意識して活きると活きないとでは、どれだけ人生に大きな差が出来るかわからない。──(本文より)

みんなの感想まとめ

心の持ち方が人生を大きく変えるというテーマが、自己啓発とスピリチュアルの視点から深く掘り下げられています。著者は、宇宙の力と人間の心が密接に結びついていることを示し、積極的な心構えを持つことの重要性を...

感想・レビュー・書評

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  • 最初は『オーディブル』のおすすめにあり、流し聞きしてました。
    そしたら、大谷翔平、松下幸之助など名だたる人物たちが愛読していると紹介してて、記憶の片隅に残りました。
    東京の神保町に行ったときに、たまたま見つけたのでそこで購入し今に至ります。

    中村天風という人物
    この人の逸話はなかなか面白い。

    軍事探偵として活躍したり、銃殺刑に処されるすんでのところで救出されたり、肺結核を患いそれを直すためにいろんな国々を飛び回ったりしていた。

    <印象に残った言葉>
    『力の誦句

    私は、力だ。
    力の結晶だ。
    何ものにも打ち克つ力の結晶だ。
    だから何ものにも負けないのだ。
    病にも、運命にも、
    否、あらゆるすべてのものに打ち克つ力だ。
    そうだ!
    強い、強い、力の結晶だ。』
    p.53

    「悟れば、一瞬にして福来たる」
    この真理が心の中に輝くと、健康も運命も、ともに求めずとも完全になつようにできているのが人間なのである。
    p.66

    「いかなる場合にも、常に積極的な心構えを保持して、堂々と人生を活きる」
    ここに天風哲学の重点が置かれていることを忘れてはいけない。
    p.69

    一生は、何百年生きたとしても、二度と来ない。
    そう思ったならば、せめて生きている間だけは、どんなことがあっても、ニコニコ笑って行こうではないか。つらいこととか、悲しいこととか、苦しいこととかいうのは、自分の心で決める評価なんだから。
    p.155

    颯爽溌剌たる人生を活きたかったら、動かざること山のごとき、断固とした信念を造っておかなければ、いけない。どんなに学問が出来ようが、どんなに金ができようが、信念がなければ、その人生は、哀れ、惨憺たるものになる。
    p.203

    信念の誦句

    信念、それは人生を動かす羅針盤のごとき尊いものである。
    したがって、信念なき人生は、ちょうど長途の航海の出来ないボロ船のようなものである。かるがゆえに 私は心理に対してはいつも純真な気持ちで信じよう。
    否、信ずることに努力しよう。
    もしも疑うているような心持が少しでもあるならば、それは私の人生を汚そうとする悪魔が、魔の手を延ばして、私の人生を土台石を盗もうとしているのだと、気をつけよう。
    p.208

    それを、ともすると、すぐに他人に守ってもらおうとしていやしないか。他人は守ってくれはしないよ。骨がなければ一緒になりたいと思っているほど、どんなに思い合っている恋仲でも、自分が自分を思うほど、守ってはくれない。その証拠には、利害が相反したり、感情が互いに争えば必ず愛情の中にひびが入ってくる。
    さあ!今日からは、断然!自分はもう、恐怖なんて観念は自分の心の中にない人間にならねけりゃ!
    p.250

    人生は主観だ!心ひとつのおきどころだ!
    p.264


    <感想>
    結局は自分の認識を変革すれば、ものの捉え方が劇的に変わる。
    それを改めて示唆してくれる書籍であった。

    世の中すべて考え方でだいぶ変わる。
    充実した人生を歩もう。

    俺は、
    「もう一度、生まれ変わったらまた同じ自分になりたいか?」
    と問われたら、
    「Yes」
    という。
    次こそはもっと効率よく、過ちを繰り返さないように生きたい。
    ま、今でも全力で日々を謳歌してるんだけどね。

  • 大谷翔平が中村天風に影響を受けたらしいので、20年ぶりに本書を読んでみた。

    自己啓発&スピリチュアルな内容で、出版当時としてはかなり画期的な本だったのではないか。

    「天風瞑想録」と銘打っているが、瞑想だけの本というわけでもなかったです。

    「いかなる場合にも、常に積極的な心構えを保持して、堂々と人生を生きる」(p.69)

    「蒔いた種子の通りに花が咲く」(p.124)

    「造物主の心とは「真」「善」「美」である。」(p.124)

  • 人生は心一つの置きどころ

    今、読むのにふさわしい本に出会った

  • 大谷翔平がかつて愛読書にしていたとの事で興味が湧き読んでみた。何事にも積極前向きに取り組む事で、人生が変わると言う内容。読み込む事で真髄が見えてくるかも知れない。

  • 何度か読んでいるので、全部を読むつもりはなかったのだが、順不同で読み始めたら、結局全部の章を読んでいた。真理瞑想行で語られた講演の内容がまとめられ、文語体に改められているので、読みやすい。

    既に天風哲学、心身統一法に馴染みのある人が読み返すのに最適である。

    冒頭の杉山彦一氏による「天風小伝」はイントロダクションとして、非常に良い役割を果たしている。中村天風とはどの様な人物なのかが端的に、巧みに描かれており、しかも面白いので、入門者ならここだけ読んでも、関心が湧くかもしれない。

  • 最近自己啓発本をよく読んでいるが、重なる部分が多い。
    なりたいなぁと思うのではなく、なっている姿を想像しなさい。
    なんてまさに、ナポレオンヒルも言っていたこと。
    ポジティブに物事を捉え、生きなさいということに尽きる。

  • 理屈ではなく、読むと前向きな気持ちになれる本。とにかく前向き。

    内容
    人間は独立したものではなく、万物とつながっている、入れ物のような物。
    入れ物の形、すなわち心の持ちようで世界は成り立って行く。
    不安や恐怖にかられるとそれを無意識に具現化してしまうので、心を強くして、とらわれないようにする修練が必要。

  • 「人間は何をするためにこの世にきたか?」の問いに「宇宙の進化と向上に順応するために生まれてきた」と答える天風さんは、「神との対話」(ニール・ドナルドウォルシュ)に書かれている神と宇宙と人間の関係と同じことを言ってると思う。これを理解すれば、充実の人生が待っているのかな。

  • 自己啓発本の大元というような内容でした。
    Youtubeで天風さんの本の動画をいくつも見たことはありますが、
    銀行の頭取をやめてまで、講演活動を始めた決断がすごいな、と思いました。
    そして結果的には、頭取よりも素晴らしい偉業を成し遂げたことは、すごすぎます!

    天風さんの呼吸法を取り入れると健康でいられそうなので
    YouTube動画で調べます。

    以下、繰り返し記載されていて、特に大切だと思った点をネタバレで記載します。

    ・心の中を本当に豊かにしなさい
    豊かな心で人生を活きるという気持ちを自分のものにすると
    本当の自分として活きられる

    ・常に「感謝と歓喜の積極(せきぎょく)的な心」と肯定的な態度でいる
    常に心をして思考することは、
    人の強さと真、善、美を心がける

    たとえ身に病があっても、心まで病ますまい。
    たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい。
    苦しいときでも、楽しいことをおもい。

    宇宙霊と直接結ぶのは心。だからそこを汚してはならない。

    ・我々の命の源は宇宙全体
    「我というものは宇宙全体と常に一体」
    宇宙全体の自己を明瞭に意識する



    ・人間はこの世で悩むために生まれてきたのではない
    人間は進化と向上という偉大な尊厳な宇宙法則を現実化するために、
    この世に生まれてきた

    不運のときに悲観すればするほど、よくない現実になる

    スピリチュアル系の動画でよく言われていることですが
    「理想の状態をイメージして、すでにそうなっていることを感じる」ことで
    それが実現する

    不都合なことがある場合は、完全に理想の状態になった姿を
    自分の心に描く
    「こうなったらいいな」ではなく「すでに成就した姿」をイメージする

    自分の希望すること、求めることを
    「実現する!実現する!」と繰り返し自己自身にいう
    その後はひたすら信念を堅固にし、これを繰り返していると
    宇宙霊は自然的な経路で自動的にその求むることを実現してくる

    健康な身体を作って、人の世のために、現実の貢献をしよう!
    という心を持つと良い

    ★自分というものが今こうして生きていることに常に感謝することが1番大切
    「私は今まさに喜びと感謝に満たされている」

    宇宙は私たちの心や態度と同じものを与える


    全体的に内容はよかったが、世界を牛耳るロックフェラー関係者を「素晴らしい人柄だ」と記載されていたことには驚きました。

  • 人生は心の置き方ひとつ。

    後ろ向きなことなんて一言も口にしてはならない。

  • わたしの愛読書。
    精神論ですがとてもよい。

  • うーん、難しかった。

    常に積極的な気持ちを持つこと(ネガティブに傾かず、ポジティブな考え、気持ちでいること)
    真(まこと)、善(分け隔てない愛情)、美(調和)以外に心を使わないこと

    詳しい人に教えてもらいたいなと思った。

  • 宗教的、教祖的な背景のある著者の本を読むときはのめり込んで読まないように注意しているがこの本は大丈夫だった。講義をまとめて本としているらしいが軽快で気持ちのいい生き方を言葉で話している。
    仏教関連で自己啓発本として出されているとき、いつも違和感を感じるのがその本を持って普及活動をしているのではと懐疑的になってしまう。しかし唯識では教えるという欲については制限していないとのことで本を出版し、己の見地を普及させることに矛盾がないことを知ってからもう少し素直に言葉を受け入れれる気がしてきた。

  •  書店にて、" 大谷翔平愛読書 " のポップに惹かれ購読。  なんとも豪快なお人柄(わたしの勝手な想像)が、おかしくもあり、魅力的でもあります。
     どうも、天風会(創始者・中村天風)の夏期修練会での講演内容をまとめたものの様子。


    『人間の心のあり方が、結局人生を支配する法則の根本である』

    『蒔いた種のとおり花が咲く』

    『造物主と同様の心になるには、どんなことがあっても、心に誠と愛を満たし、和を旨とした生活をすれば、造物主と自分とのむすびめが堅固に出来る』

    『運命のよくないとき、運命にこだわれば、運命に負けてしまうではないか』

    『信念、それは人生を動かす羅針盤のごとき尊きものである』

    『積極的。 積極的とは尊く、強く、正しく、清くということ』

    等等。  " 強い信念 " に突き動かされた心からのメッセージを感じ、ポジティブになりました。

  • これだけ強い意志を持つことができるのも並大抵ではない。素晴らしい!

  • 天風の教えがぎゅっと詰まった内容。問題の本質的なところを引き出すための心得がよくわかる。

  • 病が治る=病を忘れる。
    宇宙エネルギーと結合=積極精神。
    心の扉の奥の座席に座るのは、宇宙霊○ 恐怖✕

  • 途中で読むのをやめた。新興宗教の教祖が書いた本としか私には思えなかった。有名な経営者が信奉しているとは信じられない。この本を多く売るための戦略ではないのだろうか。読了していないため評価できない。

  • 約30年前、単身赴任を始めたばかりの頃に読みました。
    仕事上最も困難な時期、それを乗り切る力を貰った1冊。マーカーだらけで経年の独特な匂いのする大事な本です。

  • 人間塾読書会 2019年9月課題図書として。

    ■キーワード
    積極的感情=感謝と歓喜
    欲するもの→鋳型=心
    宇宙霊

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著者プロフィール

明治9年(1876年)生まれ。日露戦争の時に軍事スパイとして従事。終戦後結核を発病し心身ともに弱くなったことから人生を深く考えるようになり、人生の真理を求めて欧米を遍歴。 一流の哲学者、宗教家を訪ねるが望む答えを得られず、失意のなか帰国を決意。その帰路ヨーガの聖者と出会いヒマラヤの麓で指導を受け、「自分は大宇宙の力と結びついている強い存在だ」という真理を悟ることで、病を克服し運命を切り拓く。帰国後は実業界で活躍するが、大正8年(1919年)、病や煩悩や貧困などに悩まされている人々を救おうと、自らの体験から“人間のいのち”の本来の在り方を研究、「心身統一法」を創見し講演活動を開始。その波乱の半生から得た「人生成功の哲学」は、触れる者をたちまち魅了し、皇族、政財界の重鎮をはじめ各界の頂点を極めた幾多の人々が「生涯の師」として心服した。昭和43年(1968年)没後も、天風門人となる者が後を絶たない。

「2022年 『真理のひびき 天風哲人 新箴言註釈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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