ウロボロスの偽書

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 45
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062053785

感想・レビュー・書評

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  • 多分20年ぶりくらいの再読。殺人鬼の独白、作家達の楽屋話、みょうちくりんな芸者ミステリが同時進行し、どれがどれの作中作なのか?という迷宮の様な小説。昔はペダンティックな部分がよくわからず、著名作家の楽屋話みたいなところしか興味がなかったが、今読むと構造の妙やそこはそれという決め台詞のユニークさ、何よりプロレスのお約束の論争から、ミステリの伏線にしているところが面白い。
    メタミステリの代表作でわけわかりませんが、楽しく読めます。

  • 学生の時以来の再読になるのだけれど、当時よりもこの小説の独特さを楽しめなくなっていたのは年を取った証か…。当時の私はこの小説のメタ具合に「この複雑さがたまらん!」と思っていたのだけれど、あれから何年も経った今となってはそう目新しくは感じず。でも不思議な魅力がこの作品にあるのは確かなんだよなぁ。

  • 3つの物語を平行に語りつつ、相互に浸食。どれが本当かまったくわからない。まさにメタ・ミステリ。作者が天才であることは間違いない。途中までは面白かったが、後半はかなりだれた。

  • メタフィクション。理解できたような、できてないような。
    (図書館本)

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著者プロフィール

竹本健治:
一九五四年兵庫県生れ。佐賀県在住。中井英夫の推薦を受け、大学在学中に『匣の中の失楽』を探偵小説専門誌「幻影城」上で連載。デビュー作となった同書は三大奇書になぞらえ「第四の奇書」と呼ばれた。
ミステリ・SF・ホラーと作風は幅広く、代表作には『囲碁殺人事件』『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』の「ゲーム三部作」をはじめとする天才囲碁棋士・牧場智久を探偵役としたシリーズや、自身を含む実在の作家たちが登場するメタ小説「ウロボロス」シリーズなどがある。近著に大作『闇に用いる力学』。

「2022年 『竹本健治・選 変格ミステリ傑作選【戦後篇Ⅰ】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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