本のお口よごしですが

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 12
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062054515

作品紹介・あらすじ

漱石は本にどのような短評を書き入れたのか?古本にはなぜイチョウの葉が多くはさまれているのか?井伏鱒二「鯉」に登場する青木南八の遺稿集は、なぜ人気があるのか?有名作家の肉筆原稿の売価はどれくらいか?…他。古本屋の主人が綴る書物ウンチク。

感想・レビュー・書評

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  • 第8回(1992年) 講談社エッセイ賞受賞

  •  嗜好(しこう)にまつわる話は何とも言い難い楽しさがある。好事家(こうずか)について回る「狂」の度合いが大きいほど楽しい。抑えることのできない物欲が、人間の愚かさを滑稽に表現しているためであろうか。

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  • いんやー、おもしろかった。出久根さんが古本屋を営んでいるということは知っていたけれど、古本屋のオヤジ=頑固者のイメージがあって今まで読まなかったのがもったいない。古本にまつわるエッセイ集。どれも、とても短いんだけどうまくまとめられていて、じーんとしたりくすりと笑えたり。今は大手の古本屋が台頭しているけど、こういう地味に堅実に営んでるところもあるんだと、行ってみたいなとしみじみ思った。それにしても、おちゃめな人。

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著者プロフィール

1944年、茨城県生まれ。作家。古書店主。中学卒業後、上京し古書店に勤め、73年より古書店「芳雅堂」(現在は閉店)を営むかたわら執筆活動を行う。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、翌年『佃島ふたり書房』で直木賞、2015年『短編集 半分コ』で、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書は他に、『古本綺譚』『作家の値段』『七つの顔の漱石』『おんな飛脚人』『謎の女 幽蘭』『人生案内』『本があって猫がいる』など多数。養徳社刊の月刊誌『陽気』に「まほらま」と題して、奈良奉行・川路聖謨が主人公の小説を連載。前半の『桜奉行 幕末奈良を再生した男・川路聖謨』(2016年11月)を養徳社から発刊。

「2021年 『花のなごり -奈良奉行・川路聖謨-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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