彫刻家の娘

制作 : Tove Jansson  冨原 眞弓 
  • 講談社 (1991年11月12日発売)
3.62
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062055840

彫刻家の娘の感想・レビュー・書評

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  • トーヴェ・ヤンソンの夏の家-ムーミン物語とクルーヴ島の暮らし-
    2013.7.12 fri − 2013.9.30 mon  夏期休館:8.10-8.18 日・祝日休館
    開館時間 10時〜18時(最終日は〜17時)

    ムーミンの作家として日本でも人気のあるトーヴェ・ヤンソンの魅力を紹介する。フィンランド湾に浮かぶ岩の孤島クルーヴ島(ハル)に手作りの小屋を建て1991年(77歳)までの毎夏を過ごしました。孤独は最高の贅沢だと知っていた、トーヴェ・ヤンソンの生き方と暮らしを見つめ、彼女の創作の足跡を追うことで、精神的な豊かさや便利な社会の足元を見つめ直す機会となれば幸いです。

    Gallery A4
    〒136-0075 東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1F
    電話番号 : 03 - 6660 - 6011

    トーヴェ・ヤンソン夏の家 -ムーミン物語とクルーヴ島の暮らし-
    基調講演・シンポジウム

    日 時 :2013年7月12日(金) 18:30ー20:30
    会 場 :竹中工務店東京本店2階ABホール(東京都江東区新砂1-1-1)
    定 員 :先着100名、参加無料
    申 込 :下の「送信フォーム」よりお申込ください。

    〈スケジュール〉
    1. 基調講演
     第1部 「私とトーヴェ・ヤンソン」 18:30ー19:00
      講師:冨原眞弓(哲学者、聖心女子大学哲学科教授)
     第2部 「トーヴェ・ヤンソンの自伝を出版して」 19:00ー19:45
      講師:トゥーラ・カルヤライネン(『トーヴェ・ヤンソン』伝記著者/文筆家)
      通訳:安達まみ(翻訳家、聖心女子大学英文科教授)
    2. シンポジウム
     「トーヴェ・ヤンソンからのメッセージを読み解く」 19:50ー20:30
      講師:冨原眞弓(哲学者、聖心女子大学哲学科教授)
          トゥーラ・カルヤライネン(『トーヴェ・ヤンソン』伝記著者/文筆家)
      通訳 :安達まみ(翻訳家、聖心女子大学英文科教授)
    http://www.a-quad.jp/exhibition/event.html

    香山彬子訳「彫刻家の娘」トウベ・ヤンソン(講談社文庫)は愛読書

  • 流氷の話が読みたくて借りたのだった。

    海の底に沈んだのちも灯りつづけるランタンのイメージ、
    うつくしかった。

  •  
    ── トーベ・ヤンソン/冨原 眞弓・訳《彫刻家の娘 19911112 講談社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4062055848
     
    ── トーベ・ヤンソン/香山 彬子・訳《彫刻家の娘 1973‥‥ 講談社》
     
    ♀Jansson, Tove Marika 19140809 Finland 20010627 86 /
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20100505 眠れぬ森の男たち ~ Raptus at Laputa ~
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20090502 吟遊詩人 ~ 地の果ての訪問者たち ~
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20010627 眠れる村の少女 ~ ヤンソン家の人々 ~
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A5%E0%A1%BC%A5%DF%A5%F3
     
    …… 大学入試センター試験の地理Bで人気キャラクターのムーミンを
    取り上げた問題について、大阪大大学院のスウェーデン語研究室は2018
    0115日、「原作ではムーミンの舞台はフィンランドとは断定できない」
    と疑問視する見解を明らかにした。
     試験問題では「ノルウェーとフィンランドを舞台にしたアニメーション」
    としてムーミンと「小さなバイキングビッケ」を挙げ、例示した両国の
    言語との正しい組み合わせを選ぶよう求めた。
     古谷 大輔准教授(北欧史)は「スウェーデン語系フィンランド人作家
    が、スウェーデン語で書いた一連の物語の舞台は、架空の場所のムーミン
    谷とされる。フィンランドが舞台だと明示されていない」と指摘。
    「ビッケもノルウェーが舞台とは断言できない」とし、研究室として、
    舞台の国を特定した根拠の説明を求める意見書を、近く同センターに提出
    する。
     古谷准教授は「センター試験の社会的信用を維持するためにも根拠を
    示してほしい」と話す。
     同センターの担当者は取材に「意見書の内容を見て対応を検討する」
    としている。在日フィンランド大使館の広報担当者は「ムーミンが注目
    されることはうれしい。ムーミン谷は物語を愛する皆さんの心の中にある」
    とコメントしている。
    (配信 20180115 17:28 スポニチ)
    http://www.sponichi.co.jp/society/news/2018/01/15/kiji/20180115s00042000169000c.html
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1516005882/
     
    (20180115)
     

  • カテゴリ:教員著作物
    哲学科:冨原眞弓教授の著作物

  • 良いパパだね~

  • 『少女ソフィアの夏』がおもしろかったので、似た装幀の『彫刻家の娘』を借りてくる。"彫刻家"とは、トーベ・ヤンソンの父のヴィクトル・ヤンソンのこと。なので、自伝みたいなやつかなーと思ったら、『少女ソフィアの夏』みたいに、子ども時代の思い出を核にふくらませた「お話」になっていた。

    子ども時代に見た夢うつつの世界や、その中にひたっていたお話の世界の続きが書かれているようでもあった。とくに「チュールのペチコート」「雪」「飛ぶこと」がおもしろかった。心が飛びたつようだった。自分がすっかり忘れている何かをちらっと思い出すようだった。

    ヤンソンさんは、空想をふくらませてその世界で遊べる子どもだったのだろうなと思った。そういう子ども時代の根っこがあって、物語の世界をつくりだしていけるのだろう。

    「作家が物語を書くときにいちばん大切なことは、ああそうだ、こういうことがあったなあとか、自分もあたらしい発見をするためになにかをはじめようとか、そういった欲求を読者に与えることができるかどうかということです」(p.236)というヤンソンさんの言葉を訳者が紹介している。

    「あの子ども時代なしには、ムーミントロールの物語を書くことはなかったでしょう」(p.234)とヤンソンさんは語っているそうだ。未読の「ムーミン」シリーズも、いよいよ読んでみるかなーと思う。

    (6/5了)

  • トーベ・ヤンソンさんの子供のころ、家族について知ることができる貴重な一冊でした。

  • トーベ・ヤンソンをご存知ない方でも『ムーミン』の作者といえば誰もがご存知でしょう。
    今年は生誕100年の年。本書はヤンソンの子供時代を綴った自伝的小説。父は彫刻家、母は画家という家庭で育った彼女の日常はムーミンの世界と重なるところが多い。彼女の自由な発想と冒険心は、とてもスリリングで引き込まれます。

  •  トーベ・ヤンソンの大きな魅力の一つは、見栄や虚栄心や嫉妬など人間の欠点と呼ばれるような部分を、とても暖かく魅力的に描くところにあると思います。

     この本の登場人物たちは、決して筋の通ったような実直な人間ではなく、誰もがインチキくささや煩わしい気質を持っています。
     それでも、そんな登場人物たちと関わる主人公の少女のふるまいを読み進めていくと、彼らの欠点がとても魅力的に見えていきます。ストレートに描かれる少女の心模様からは、胸の中の痒いところをついてくるような愛おしい人間味を感じることができるのです。

    そんなトーベ・ヤンソンの魅力がつまった、良い本でした。

  •  考えの唐突な中断、言い切りによる早急な結論、一文が短く切れ、その隙間だらけの言葉の連なりが、けれどそれで完結している。視線はまだそれほど多くを捉えきる事はできないけれど、確実にイデー(本質)を見て取る。ラフなスケッチのような、とてもおかしな小説なのだけど、ただその視線を追いたくて、一気に読み進めてしまいました。ヤンソンの小説によくある、時に冷酷だと思われるほどに追い詰められていく登場人物はここにはいないし、そもそも筋のようなものすら殆どないのだけど、これまで読んだ中でも一番に挙げたいぐらい素敵な一冊でした。

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トーベ・ヤンソンの作品

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