僕が本当に若かった頃

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 31
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062058759

作品紹介・あらすじ

時を超え、放たれる、9篇の光彩。待望の最新作品集。

感想・レビュー・書評

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  • 短編。

    僕が本当に若かった頃
    学生時代、家庭教師をしていた頃出会った少年、
    繁君は私に最高の小説を書いてもらうため
    夏休みに旅行した先で事故にあったこと。

    本当は私が車の免許を取って一緒に行くはずが、
    弱視が見つかりいけなくなったこと。

    代わりに繁君の叔父さんが一緒に行き、
    繁君の運転で事故を起こし、叔父さんと見ず知らずの女性が亡くなったこと。

    何十年経って、偶然再会できることになった繁君の思い。

    心身を患い亡くなった従姉妹のタカチャン。
    生前元気だった頃のタカチャンとの思い出、
    病の中、障害のある私の息子の歯を気遣ってレポートを作成してくれたこと。
    彼女に由縁するグミの木にいったんは埋葬されたこと。

    村田沙耶香さんの私が食べた本より
    こちらの本の書評を見つけて読んでみたけれど
    すごい読むの時間かかったよー。
    SFのは正直謎だった。
    なかなかドラマチックだなあ。

  • 2017.6.5 読了

  • 初出誌一覧:火をめぐらす鳥、Switch, July 1991。「涙を流す人」の楡、Literary Switch, November 1991。宇宙大の「雨の木(レイン・ツリー)」、Literary Switch, January 1991。夢の師匠、群像1988年10月号。治療塔、新潮1991年1月号。ベラックヮの十年、新潮1988年5月号。マルゴ公妃のかくしつきスカート、文学界1992年2月号。僕が本当に若かった頃、新潮1992年1月号。茱萸(グミ)の木の教え・序、群像1992年4月号

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著者プロフィール

大江健三郎(おおえけんざぶろう)
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。

「2019年 『大江健三郎全小説 第13巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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