- Amazon.co.jp ・本 (556ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062060639
感想・レビュー・書評
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先が気になり、内容もそこまで難しくもなかったので、本の厚さほどは読むのが大変ということもなかった。
気になる点は残ったけど、御手洗潔の頭の良さと無茶苦茶さと優しさを堪能できる一冊で面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
御手洗さんのあまりの辛辣変人ぶりに、石岡くんはよくこんな人と長年ひとつドアの内側で暮らせるなあ、すごいなあと感動します。
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私的には水晶のピラミッドよりは面白かったですが、占星術殺人事件ほどではないかな、って感じです。あの手記から御手洗が色んな隠された事実を引き出す手腕が流石でした。
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御手洗シリーズ☆
とにかく長いんだけど中盤にかけて加速していく展開はさすがだなと思った(・∀・)
後半からラストへはややまとめきれなかった感も残る。
とはいえ、石岡と御手洗のコンビは最高だなぁと改めて感じた☆ケンカっぽいくだりとかw
御手洗ってホントドSだよね(゜-゜)グロい描写があるから苦手な人は注意かなー。 -
おいおいこんな文章から事件解決するのですか?そして御手洗さんの優しさにいいなと思う。御手洗さんは凄いよ。出だしの文にこんな謎を隠しているなんて島田さんも意地悪だなあ。
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御手洗シリーズ。まず装丁が良い!そして内容も、くらくらしそうに幸せでした。まさに眩暈、という感じ。しかしこれは「占星術殺人事件」を読了してからの方がぐっと楽しめます。
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「なに、どんな魔法もありません。ごくささいな材料も、決してくずカゴに放り込まないだけです」
久しぶりの御手洗シリーズ。
推理小説というよりもサイコホラー小説のようだった。
御手洗シリーズはどれでも結構気味の悪い描写が多いけど、今まで読んできた中でも上位に入るかもしれない。
けれど、御手洗の謎解きはいつものごとく鮮やか!
冒頭の意味のわからない文章が、最後にはちゃんと意味が通るようになるので、読んでいて気持ちよかった。
日本にはたくさんバディものの推理小説があって、好きでいろいろ読んできたけど
コナン・ドイルのホームズとワトソンくんに一番近い関係性のバディは御手洗と石岡くんじゃないかと私は思う。
御手洗の変人ぶりと石岡くんの包容力はすごい。
けど御手洗は、今回みたいにふいに優しいから憎めない。
次は『アトポス』!
2021.8.18 読了