子供の愛し方がわからない親たち―児童虐待、何が起こっているか、どうすべきか

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 32
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062061445

作品紹介・あらすじ

現代という孤独な社会の中で父・母・子の関係が大きく揺らいでいる。病んだ大人たちと、心と体を傷つけられた子供たちを、どう治療し、どう救うべきかを提言する。

感想・レビュー・書評

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  • 親が子供を虐待するメカニズムを生理学的•心理学的に解説しているところに関心した。
    そういう手法をとること自体が、虐待が個人の問題なのではなく、人間関係における問題だということを示唆している。
    また、そもそも子育て(親性)とはなにか、というところまで解説されていて、子育ての困難さが客観的に分かった。
    資料的には古いが、いまでも十分読む価値のある本である。

  • 愛する子を虐待って、なんでなんだろう。
    愛していないのとはちがうみたい。
    愛していないことも、あるだろうけど。

    原因の多くは、自己愛。
    自己愛って、愛じゃない。暴力だ。

  • 日本ではじめてACoA他を本格的に取り上げてくれた本。
    どれほど救われたか判りません。
    全ては、ここからはじまりました。

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著者プロフィール

精神科医、家族機能研究所代表。
1941年東京都生まれ。1967年慶應義塾大学医学部卒。同大助手、WHOサイエンティフィック・アドバイザー(1995年まで)、フランス政府給費留学生、国立療養所久里浜病院精神科医長、東京都精神医学総合研究所副参事研究員(社会病理研究部門主任)などを経て、医療法人社団學風会さいとうクリニック理事長、家族機能研究所代表。
医学部卒業後、母校の神経科学教室で精神分析のトレーニングに入る。同時期より、国立アルコール症センターとして発足した久里浜療養所(当時)で臨床にあたりつつ、アルコール依存症など「依存症」という用語を提唱し定着させ、依存症の家族に代表される、温かさや安心感などが提供できない機能不全家族で育った「アダルト・チルドレン」という概念を日本に広めた。著書に『すべての罪悪感は無用です』『「愛」という名のやさしい暴力』(ともに小社刊)など多数。

「2022年 『毒親って言うな!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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