花野

著者 :
  • 講談社
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感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062061605

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  • 50過ぎの整った顔立ちながら化粧っ気なし白髪混じりの髪もそのまま外見に無頓着な女性。おっとり大人しそうに見えて、きっぱりとした発言をする一面もあり不思議な個性を放つ。
    今まで一度も働いたことがなかったという彼女が突然働き始め、しかも働き口は決まって短期間のパートタイムばかり。
    傍目からは一見不可解な彼女について、四話までは周囲の視点から、五話目は彼女の娘、六話目は彼女自身の視点で描かれ明かされていく。
    後書きを読んで成る程。女という性にあって人生の秋に差し掛かった心境は、男の身からは理解の及ばない事ではあるが、小説の最後は前向き。

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著者プロフィール

村田喜代子
一九四五年、福岡県生まれ。七七年、「水中の声」で、九州芸術祭文学賞最優秀作を受賞、本格的な執筆活動に入る。八七年、「鍋の中」で芥川賞を受賞、九〇年『白い山』で女流文学賞、九二年『真夜中の自転車』で平林たい子賞、九八年「望潮」で川端康成賞、二〇一〇年『故郷のわが家』で野間文芸賞を受賞。一四年『ゆうじょこう』で読売文学賞、一九年『飛族』で谷崎潤一郎賞、二一年『姉の島』で泉鏡花賞を受賞。他の作品に『八幡炎炎記』『エリザベスの友達』など多数。

「2022年 『新編 尻尾のある星座』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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