- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062062169
感想・レビュー・書評
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双子の中学生と、泥棒が主人公の短編集
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相変わらず、安定の宮部先生。
前にドラマ化されてたなーってことで読んでみたら、面白くて1日で読み終わり。
親に捨てられた?(でもそこまで悲観していない)双子に弱みを握られたドロボウを生業とする男が行う家族ごっこ。
次第に情だったり、愛おしさだったり、いろんな気持ちが入ってきて。
さらにちょっとおもしろい事件も起きつつ、双子と男の距離が近くなっていくという、ハートフルなお話でした。
柳のおじーちゃんがいい味出してたな。 -
ライトなミステリでとても好みでした
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宮部みゆきさんの本はほとんど読んだけど外れがない
時代小説も好きだけど軽く読めるこの小説も好き 。
この本はぼろぼろになるぐらい読んでるけど何回読んでもあきない 。
双子の男の子と『お父さん』とのやりとりが軽妙で面白い。
軽く読めるけど考えさせられるような内容になってます 。
読み終わった後爽やかな気持ちになります 。 -
少し前にドラマで放送されていたのを見逃したのがちょっと勿体無く感じる。泥棒がひょんな事から双子の擬似父親に…。双子の実の親の無責任さに憤りは感じるけど、軽いタッチで書かれる事件は読みやすくて、解決後の爽快感もあってどんどん読めた。宮部さんって本当に色んな作品が書けるんだなぁ。続編が出そうな終わり方なんだけど、予定はあるのかな。出たらぜひ読んでみたい。
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久しぶりに宮部みゆきさんの本を読みました。ドラマ化もされてたし、ずっと前に友達が面白いって言ってたので。泥棒とゆうアウトサイダーな人間が可愛い純真無垢な双子の子供達に段々心奪われていく時間の流れがよかったです。子供の可愛さが文章だけで伝わってきます。ただ章が変わるごとに登場人物の紹介が重なりくどかったり、テンポ良くするあまり推理のタネ明かしが早かったり、あんまり作り込まれた感じはしませんでした。最後に双子が同時に誘拐されるシーンとかも、もっとスリリングにじっくり描写してほしかったな。3点です。
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荒唐無稽かと思ったら、あるかもしんないと思わされる自然な感じ。意外に心が軽くなる。
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双子の交互しゃべりがよかった。