私(わたし)の本棚

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 18
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062062640

感想・レビュー・書評

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  • 「美人なのに…」という表現は、誉め言葉だとしても、女性に対する偏見ということから著者が嫌うことを明言しているが、正にそのような言い方をしたくなる本の紹介だった。
    ジェンダー、女性学についての本の紹介だが、性についての明け透けな表現が多出していることには、驚き。この人はその分野の研究もしている方のようだ。この文章を書いた時は著者は30歳前後、その時点で結婚に対する甘い憧れは無いと言い切る強さには驚き!紹介書の中では井上章一「美人論」は私も読んだことがある。山田詠美「色彩の息子」、三田純市「御堂筋ものがたり」、伏見憲明「プライベート・ゲイ・ライフ」、田辺聖子「夢のように日は過ぎて」などはぜひ読んでみたいと思う。そして、少女文学としての「赤毛のアン」の翻訳者のイメージが強いが、実は「アン」は大人の小説として、シェークスピアなどの引用が多く、アイロニーに満ちた小説なのだそうだ!この人の訳で一度読んでみたい。

  • 松本侑子 著「私の本棚」、1993.6発行。小説家の本棚は創作の舞台裏、本棚を見られるのは恥ずかしいそうですが、作家には露出壁のようなものもあり、そこが微妙とw。著者の本棚は5つのグループだそうです。赤毛のアン関連、フェミニズム関連、これから読む本、美術書・写真集・地図などの大型本、雑誌類。私が興味ある本は比較的少なかったです。フェミニズムというのは、あらゆる分野に関係するものなんですね。(女性史、女性学、夫婦別姓、お墓、ポルノ、暴力・・・)

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著者プロフィール

島根県出雲市生まれ、筑波大学卒。『巨食症の明けない夜明け』(集英社)ですばる文学賞、評伝小説『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』(光文社文庫)で新田次郎文学賞。著作はイタリア、中国、韓国で翻訳出版される。『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)の日本初の全文訳を手がけ、作中の英米詩、シェイクスピア劇、聖書など数百項目を訳註で解説。金子みすゞの弟で脚本家の上山雅輔の日記と回想録を読解して小説『みすゞと雅輔』(新潮文庫)を発表。著書に幕末小説『島燃ゆ 隠岐騒動』(光文社文庫)、『英語で楽しむ赤毛のアン』(ジャパンタイムズ)など。趣味は編み物、洋裁、「すてきにハンドメイド」鑑賞。

「2021年 『金子みすゞ詩集 2022年1月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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