グレープフルーツ・ジュース

  • 講談社
4.11
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本棚登録 : 52
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062063012

感想・レビュー・書評

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  • あらゆることに不自由で、あらゆることから自由だった。だけど、この本は燃やせなかった。

  • 今ではジョン・レノンとオノ・ヨーコの共作とクレジットされる名曲IMAGINE
    その原点といえるヨーコの「グレープフルーツ・ジュース」
     僕にはヨーコの強烈な母性のなかでジョンは生まれ変わったように思える。
     ビートルズ時代も好きだが、その後のジョンは人生の師となった。

  • テレビでヨーコさんがでているのをみて、こういう人もいたな、と思い出す。

    で、ジョンのimagineのimaginationのもとになった、詩集grapefruits (1964)に日本の写真家がイメージ写真を提供した、「グレープフルーツ・ジュース」を読んでみる。

    というか、眺めてみる。

    写真があることが、イマジネーションを広げているのか、狭めているのかは不明だなー。

    まあ、詩集というより、詩にインスパイアーされた写真集としてみれば、いいんだろうけど。

    なんだか、すこし違う気がするので、原書を購入することにする。満足度の★3つは、このへんの違和感によるもの。ヨーコの詩自体は、とても素晴らしい。(訳文によるぎこちなさはあるけど)

    さて、その詩であるが、ご存知のように、すべて命令形で書かれている。

    命令、というより、インストラクションかな。イマジネーションを広げるための。

    例えば、
    「想像しなさい。
    千の太陽が
    いっぺんに空にあるところを。
    1時間かがやかせなさい。
    それから少しずつ太陽たちを
    空へ溶け込ませなさい。
    ツナ・サンドウィッチをひとつ作り
    食べなさい。」
    という感じ。

    ジョンのimagineも、「想像してごらん」なんて、訳されているけど、本当は、「想像しなさい」「想像せよ」と訳すべきなんだよね。

    そうすると、感じは、全然変ってくる。
    「想像しなさい。天国が存在しないと」
    「想像しなさい。国家が存在しないと」
    「想像しなさい。所有が存在しないと」
    と言う感じですね。

    想像ということを通じたアナーキーな革命への呼びかけなんです。

    という呼びかけへのヨーコからのさらなる返答は、now or neverという曲の、最後のフレーズなんだと思う。

    私は、このフレーズを読んだり、歌で聴いたりするたびに戦慄を覚える。

    「なぜならば、あなたが一人でみる夢はただの夢だけど、皆が一緒に見る夢は現実だから」

    アナーキーで、ユートピア的な社会的構築主義宣言?

    清水の舞台から飛び降りる気分で、「そのとおり」と賛同してみたい。

  • 講談社文庫 680円
    24.2.22 津島市立図書館で借用
    2.23 読了

  • オノヨーコさんのツイッターがとても大好きなのですが、原点はこの本だったんですね。

    名曲イマジンのきっかけにも。
    ただただジーンと心に沁みます。

  • たぶん誰かに貸して、今私の本棚には無いのだけど・・・「掃除」に関する1行のページ、写メに撮って何時も持ち歩いて見てます。本屋でパラパラめくってたら、彼女が発する強い言葉達に衝撃を受け、そのままレジに並んだ1冊。

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著者プロフィール

アーティスト、政治活動家。数々のアヴァンギャルド・アート、音楽、映画の作品で知られる。著作には『グレープフルーツ』、『見えない花』などがある。

「2015年 『どんぐり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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