原子炉解体 安全な退役のために

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  • / ISBN・EAN: 9784062064194

感想・レビュー・書評

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  • 生まれたものは,かならず亡くなる。その輪廻を回さないと,本当の費用は出てこない。
    実際に原子炉を解体して,費用見積もりができるような事例を紹介しているところに本書の価値がある。
    解体の仕方や,封鎖の仕方など,土地利用を含めた費用計算を社会的に実施することが大切なことが分かる。

    実際には解体の仕方や土地利用などもどんどん改善可能なのだから,一時的な見積もりだけを原価計算の根拠とすることがないように心がけたい。

  • 安全に廃炉することが可能だった事例に関しての記述。主著者は評判悪い石川迪夫氏。安全に出来た小規模の事例でも数千トンの廃棄物処理を要したのが、豪快にばらまいた今となってはどうなることやら。

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著者プロフィール

(いしかわ・みちお)
1934年生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業。光学博士。1957年、日本
原子力研究所入所。安全性試験センター長、溶解研究所副所長、北海道大学教授、日本原子力技術協会理事長を経て、現在同顧問。

「2011年 『新装版 原子炉解体 廃炉への道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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