おかしな二人―岡嶋二人盛衰記

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 36
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062065993

感想・レビュー・書評

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  • サブタイトル「岡嶋二人盛衰記」
    コンビ解消後の1993年に出版
    作家本人にはあまり興味を持たない方ですが、やっぱり“二人”っていうのはそそられますね。
    好きな作品がこき下ろされてなかったのでホッとしましたが、なんだか切なくなってしまいました。

  • 岡嶋二人の小説の製造過程が描かれている。
    井上と徳山の二人の合作という珍しいスタイルで執筆していた。
    分担は場合によって異なっていたが、井上が最適と思っていたのは、徳山との雑談や徳山の出すアイデアをあれこれしながら時間をかけて考えるスタイルのようだ。
    デビュー後は忙しくなってそのスタイルが崩れていった。
    元々就職試験のつもりで乱歩賞を目指したのが共感できる。
    この作品自体が小説として面白い。
    明らかにヒキや起伏を設けてるし、狙ってやったんだろうが。

  •  読んでいて悲しくなってきた。
     岡嶋二人さんにこんな裏側があったとは! です。

     何も知らない読者の頃は楽しめたけど、これを知るといろいろ考えてしまいそう。まったくのフィクションなら小説になりそうな物語でした。

  • 岡嶋二人作品を コンプリした身としては楽しめた。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/12115709.html

  • 表紙がなくて残念。文庫版はあったんだけどね。

    私の知る井上夢人と言えば、ザ・チームで若い印象だけど、1950年生まれってことはもう60過ぎなのか。まぁ、ザ・チームも10年くらい前の気もするし。長い長いエッセイというか、回想録というか。江戸川乱歩賞を目指し、それを取ったとたんに衰退期に入るというのは切ない話だ。しかし、この状態でよく結婚してたよな、と思う。なんだかとても切ない気持ちになる本だった。解散後、徳山諄一氏は何をしてるんだろう。

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プロフィール

1950年生まれ。1982年、岡嶋二人として『焦茶色のパステル』で江戸川乱歩賞を受賞。1986年『チョコレートゲーム』で日本推理作家協会賞、1989年『99%の誘拐』で吉川英治文学新人賞を受賞後、同年にコンビを解消。1992年『ダレカガナカニイル…』でソロとして再デビュー。近著に『ラバー・ソウル』『the SIX』など。

「2015年 『激動 東京五輪1964』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上夢人の作品

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