孟嘗君(1)

著者 :
  • 講談社
3.84
  • (13)
  • (10)
  • (20)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 117
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062066525

作品紹介・あらすじ

一本の槐の樹からすべては始まり、函谷関に至る。青年風洪の光と夢に祝された華麗なる物語世界。宮城谷中国小説のついに最高傑作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/JP96003326

  • 1〜5巻を読み終えて、いまいち孟嘗君の活躍というか凄みが感じれない。全体の構成として、主軸は彼の育ての親である白圭に置かれているのだから。なので、白圭から田文(孟嘗君)の方に描写が移行していくにつれて、正直つまらなくなっていく。


    初めて田文が自分の言葉で語る場面があるのだが、そこは彼が実父の贅沢を諌める会話で印象的だった。
    「子の子はなんと申しますか」
    「孫だ」
    「孫の孫はなんと申しますか」
    「玄孫だな」
    「それでは、玄孫の孫をなんと申しますか」
    「知らぬ」
    「父上はさらに財産をたくわえ、よび名もわからぬ子孫に遺しておやりになるのですか」


    2016.6.28

  • 第一弾、中国の一番面白い時期
    全5巻は長いと思ったが、始まりから波乱万丈と春秋戦国時代の広さを感じさせる。
    記憶にないが主人公の育ての親風洪に重点が、それに女性陣の登場が

  • 学者は所聞におぼれる。
    とは痛烈な述懐である。所聞とは聞きおよんだこと、すなわち知識である。学者は
    知識に埋没して、みうごきがとれなくなり、けっきょくおのれを殺してしまうということであ
    ろう。
     為政者にも広範な知識は必要だが、それにしばれると、政治を古びたものにし、けっきょ
    くは民を殺し、みずからも滅んでしまうといいたいらしい。

  • 2008/7 再読

  • 宮城谷昌光先生の、孟嘗君こと田文の幼少期の話。生母・青欄から僕羊によって外へ匿われ、数十年後に王になる話は何とも壮大

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮城谷昌光の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×