恵比寿屋喜兵衛手控え

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 31
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062067294

作品紹介・あらすじ

訴訟事の"公認世話焼き"恵比寿屋喜兵衛のもとに若者が依頼に来た。兄が見ず知らずの男に手付金を返せと訴えられたという。さては公事師の詐欺事件か-。夫婦にしのびこむ隙間風と老いを感じながら、喜兵衛が見届けた事件の真相は?江戸のお裁きの真実に迫る本格時代サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • さすがは受賞作品。
    幾重にも重なった謎。
    公事宿を営む恵比寿屋喜兵衛、越後の田舎の大きな農家の次男が長男が起こされた事件について、手助けを頼まれる。

    江戸当時の裁判、公判など司法に関しての情報量がすごい。
    どんな手順を踏んで、当事者はどう戦ったか?
    また、それに関わる期間や、金額など。

    喜兵衛の推理力や、物の見方がすごい。
    公事師、今で言うところの弁護士だろうか?

    行き詰まるやり取りやストーリーの展開には、驚きながらも
    そうきたかと言う、期待感まで持って読み進めた。

  • 佐藤さんの時代物はその造詣の深さに圧巻。
    読んでいると江戸の町並みやお白州での裁きの様が浮かぶようでありました。

  • 2008.10.13 思いもかけず読みふけり

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著者プロフィール

佐藤 雅美(さとう・まさよし)
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。デビュー作『大君の通貨』で第四回新田次郎文学賞を受賞。1994年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞する。著作に『御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵』『頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎』『関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛』『知の巨人 荻生徂徠伝』などがある。2019年7月逝去。

「2021年 『恵比寿屋喜兵衛手控え 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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