盗聴

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 85
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062069519

感想・レビュー・書評

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  • ミステリー短編集。どの作品も読み応えがあり面白かった。復讐ものあり、女の束縛系の嫉妬あり。色んな作品を楽しめた。以前の真保さんの短編集にも登場したけど今回も「再会」に粘着質な女性が出てきます。怖い。でも面白い。

  • ホワイトアウトに出てきた赤い月がちらっと出てくる、ということで
    いつか読んでみようと思っていた短編集。
    実は真保さんの短編集はあまり好きではない。
    それは、面白すぎてもっと読みたいと思ってしまうからだ。
    人物像なども練り上げられていて、ついいろいろなことを想像してしまう。
    「で、結局どうなったんだろう。」を、もっとぎりぎりまで書いてほしいとつい思う。
    やや救われない話もあったけれど、やはり面白かった。
    表題作の盗聴が、やはり一番か。

著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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