- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062069526
感想・レビュー・書評
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ミロシリーズ第2作。
バブル時代の香りプンプンのミステリー。
ミロは特殊な才能などなく、なんとか頑張って生きている。
迂闊だし、惚れっぽいし、臆病だし、寂しがり屋だし。
怖い思いをして、怯えて、傷ついて、辱められて、トラウマに支配されて。
ヒヤヒヤしつつ読み進めました。
お隣のトモさんが、癒やしですね。
カッコよすぎます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私立探偵ミロのシリーズ、2作目。
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ミロシリーズ第2弾。
今回も少しずつ、事件解決に迫っていくスリルが楽しめましたが、ラスト畳み掛けるようにドドドーっと終わってしまった気がする。
いやいやでも面白かった。
ミロってさ、自尊心高いくせにけっこう惚れっぽくてふしだらだし、危なっかしくってさ・・・なんか引きこまれてしまいます。
全体的にダークで絶望感ただよう感じが壷です。 -
最後が知りつぼみ
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私立探偵ミロシリーズ第二弾。
いよいよ本格的にミロが探偵として始動。今回は犯人が最後までわからなかったが、インパクトとしては一作目の方がガツンと来たかなぁ。
ミロは男に騙されやすいという感想が多いが、私はそうは思わない。人間、いつでも強いわけじゃない。ものすごく脆い時だってある。でも、そこでめげない強さがミロにはある。
しかし、面白くて止まらない。三作目に行きますよ! -
AVに出演していた少女を探す探偵ミロ。
シリーズ2作目も波瀾万丈な展開に… -
読みやすい。
けど読後感があっけなかった。
主人公ミロが惚れっぽい女であるけど、仕事に恋愛を持ち込まない点が自立した女を描こうとしているって後書きにあり納得。 -
ミロシリーズその2。
どうしても、危険な男に惹かれてしまうミロがバカすぎる・・・
しかし、隣のダンディなゲイが魅力的過ぎて切ない・・・
どうしても彼は自分のものにはならない、
だからといって、明らかにおかしい人間に近寄っちゃいかんだろ・・・
ハードボイルド風味なのに、主人公が甘いんだよな~。