隆慶一郎 短篇全集

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 41
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062072823

感想・レビュー・書評

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  • 柳生や忍者とかが多い短編集で、いいかも。

  • 柳生一族の話&忍者の話。
    他の作品と登場人物がかぶっているので、比べるのが楽しい。隆慶一郎ワールドとして楽しめる。

  • 図書館でふと目に留まったので借りてみました
    柳生家の各人の短編と駆け込み寺東慶寺にまつわる短編・他数編
    隆慶一郎氏の作品は力強いですね

    他の作品も久々に引っ張り出してみようかな

  • 読んでなかった短編がいくつかあったのが嬉しい。なんか隆慶はやっぱり偉大だったんだなと。柳生もの書かせたら隆慶一郎先生を超える作家は出てこないであろうと、そう思う。登場する剣士たちの生き様がやるせなくていい。柳生むねのりのヒール感もいいな。

  • うーん。
    好みの話とそうでない話と、ばらつきがある。
    やっぱり柔らかめの話が好きだな。
    (人情ものとか、吉原ものとか)

    心底歴史好きじゃないからかなぁ。

  • 大きく分けて、柳生ものと東慶寺ものが収録されている。
    それとは別に、時代考証ものの『死出の雪』がよい。
    崇禅寺馬場の敵討ちを題材にしているのだが、
    人間の心理描写に優れ、立場が逆転していく様が見事に描かれている。

  • 20年前に亡くなっているが、新聞の書評で絶賛されていて、まだ読んだ事のない作者。「死ぬことと見つけたり」を読もうと思ったが未完との事で、短篇集を借りました。収録16作品中、8編が柳生一族。しかし、それぞれで柳生の個人を主人公にして、他の作品と人格が変わってくる。俗物の筈が次に天才になられても(^^;
    歴史小説ではなく、大衆時代小説。五味康祐、柴田錬三郎の系統かな。レベルは低くない。

  • 隆氏の短編を16編集めちゃったこちら、めちゃめちゃ面白かった。
    前半は柳生モノが多くて、こちらは 「柳生非情剣」「柳生刺客状」に収められた短編とかぶって収録されてます。隆氏の描く柳生一門の世界はほんと血が騒ぐというかガクガクさせられますよ。宗矩(むねのり)、利厳(としよし)、宗冬、左門、十兵衛、厳勝(よしかつ)、宗章(むねあき)と柳生一門のだれかをピックアップした短編が続くので、堪能できます。家光の愛人であったといわれる柳生左門を描いた『柳枝の剣』 なんて なんて言えばいいんだろうこの世界観。ちょっと衆道の美学みたいなもんが分かっちゃった気がした。

    男を本当に理解できるのは男だけである。理解の上に基づいた愛を望むなら、男は男しか愛の相手に選ぶことは出来まい。

    そうかもと思っちゃう。下衆な話ですが全体的に後門愛話多いんですよね。隆氏って少なからずこういった性癖に肯定的だったのではと思います。失礼ながら。『畜生仲・うめ女』 とか子供は読んじゃだめですよ。この 『〜うめ女』を含む 公家上がりの隠密 “麿”を主人公とする短編も4編。下手な官能小説より脳に刺激きますよ。 もちろんそんなエロ的な面だけじゃなく物語の世界観にすごく、ねばねばの糸が全身にからみつくように引きずり込む魔力があります。『狼の眼』なんかも何度も読み返しちゃった。こういう話こそ、文章で読んで想像のなかに眼を見るのが醍醐味ですよ。映像にしきれない作品。『張りの吉原』 なんかは 「吉原御免状」シリーズを読んだ方なら 番外編的なかんじで読めます。吉原の首代の生きざま、突き刺さりますよ。

    人を殺し自らを殺すことが、当たり前に求められる世界。今の時代の常識では在り得ないし、命を大事にする自分の感覚が真っ当だと思うのに、こんなに熱く燃えるなにかを感じるのは、やっぱり どこかにその時代の末裔である血が残っている、血の記憶みたいなもんなんじゃないかと思う。死というものと隣り合わせに生きることが常であるからこそ、生が漲っている。ああどうしよう。隆慶一郎作品、ほんとに大好きです。

  • 殆ど既読だったが,単行本未収録作品ってこの中にあるのか知らん.

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