物書同心居眠り紋蔵

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 25
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062073042

感想・レビュー・書評

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  • 14年前NHKでドラマ放映された原作。内勤三十年の南町窓ぎわ族同心の、居眠りする奇病を持つ藤木紋蔵の話。義理父の浮気「浮気の後始末」ほか7編

  • 窓際族の同心っていうのがおもしろい。
    おじさんは今も昔も大変だったのである。
    奉行所ってどんなところなの?というようなところも
    詳しく書いてあったりするので大変おもろい。

  • 紋蔵シリーズ第1弾。
    やや貧乏でなんともうだつのあがらない同心が主人公という…。いい味すぎる。
    同心の仕事とか、他にもいろいろ分かって面白いです。

  • 所かまわず居眠りをしてしまう、という奇病のせいで閑職に置かれている物書同心・藤木紋蔵。
    剣の腕はなかなかのものなのに、奇病のせいで出世からも遠ざかり、上司にも軽く扱われ・・・
    そんななんとなく風采の上がらない紋蔵が、事件に巻き込まれたり自分から足を突っ込んだりする姿を描く連作時代小説です。

    自分から足を突っ込んでいくのに、彼が事件を解決することはそんなにない感じの紋蔵です。
    そもそも江戸の出来事はそんなにすっきりとは解決しません。
    世間のしがらみやなんかで、世の中そんなにうまくはいかないを地でいっている感じの物語。

    岡っ引きや同心が活躍するので、一見捕り物帖風なのですが、なにせ主人公が居眠りなので、ゆったりおっとりした雰囲気。
    すっきり解決とはいきませんが、紋蔵の人柄のよく出ている、人情味あふれる1冊です。

  • ようやく・順番が回ってきて読みましたが,なかなか面白いシリーズ〜出来る南町奉行所の同心であった父が公務中に亡くなり跡を継いだ紋蔵だが,居眠りの癖が抜けず例繰方に回され,出世の見込みはない。心配事は数々あり,相談事も持ち込まれるが,ぱっと解決した試しがない〜表紙の絵とセットだと,なかなかにキャラが立っている。こういうものを書いていればいいのに,直木賞を獲ったような傾けすぎの蘊蓄本になると辟易となる

  • い〜よね〜 ここぞというときに強いっていい この本で宇江佐さんを知ったんだ確か

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著者プロフィール

佐藤 雅美(さとう・まさよし)
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。デビュー作『大君の通貨』で第四回新田次郎文学賞を受賞。1994年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞する。著作に『御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵』『頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎』『関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛』『知の巨人 荻生徂徠伝』などがある。2019年7月逝去。

「2021年 『恵比寿屋喜兵衛手控え 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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