小道の収集

著者 :
  • 講談社
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062073653

感想・レビュー・書評

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  • エッセー集。74の小品からなりたっています。
    詩人である作者は、季節や街の景色、言葉に敏感で、独自の楽しみを持っていて、人生の達人というかんじです。
    とくに、街の雰囲気には思い入れがあるらしく、街の変化についていくつも書かれています。
    鋭い視点に頷くものばかりですが、「わたしは昔こんなに素晴らしい自然、味わい深い街で育った」だからこんなに偉く賢くなった、そういう環境で育たなかった今のやつダメ、という書き方がやな雰囲気です。自然が多くて街が味わいあったのは、あなたががんばったからじゃないでしょ、と屁理屈いいたくなります。
    わたしたちはこれからもこの世の中で生きなくてはいけません。
    なにくそ!現代も捨てたもんじゃないぞ!今からでも遅くはないぞ!
    読み終わって鼻息あらくなりました。
    それが目的で書かれたのかもしれません。

  • 最初の質問がいいですね。つまったりしますが。あう。声に出して読むときれいな言葉だなぁと思いました。音読。

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著者プロフィール

長田弘(おさだ・ひろし)
1939年、福島県福島市生まれ。早稲田大学第一文学部独文専修卒業。詩人。65年、詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。98年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2009年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、10年『世界はうつくしいと』で三好達治賞、14年『奇跡―ミラクル―』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、詩のみならずエッセイ、評論、翻訳、児童文学等の分野においても幅広く活躍し、1982年エッセイ集『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞を受賞。15年5月3日、逝去。

「2022年 『すべてきみに宛てた手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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