仮面舞踏会―伊集院大介の帰還

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 41
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062074964

感想・レビュー・書評

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  • 病院の休憩所に置いてあった本。
    見舞い中に読んだ。
    読みやすくておもしろかった。

    ネット上のバーチャルアイドル「姫」(姫野・男)。
    男と知っているのは「アトム」だけ。
    遂にオフ会へ行くことに。
    待ち合わせ場所で一人の女子大生が殺された!
    それは、姫野が自分の身代わりとしてオフ会へ行ってもらった大学の先輩だった。

  • パソコン通信の世界に入り込めない・・・やったことないからなぁ。チャットの世界?そういえばネットも私が始めた当時はダイアルアップだったなぁと。
    なぜ姫があんなにモテモテなのとかさっぱりだし、オフに顔出さなきゃどうのだの、そういうもんじゃないと思うわけですが。大体日本全国広いじゃん。
    私自信チャットあんま興味ないし。何いきなり告ってんの、こいつって奇異の目でアトムくんを見たり。いやあの流れは正直ない。

    なんて思いながらも読み進めていたら、だんだんと設定が気にならなくなって面白くなってきた。松田さんラブvvでも三次元で会ったらお断りしたいww
    アトムくんがネットで知り合った恋人がいる云々言ってたんで、この話で出るかと思いきや出なかった。松田さんwww

  • 「伊集院大介」シリーズ11作目。

  • 『伊集院大介の新冒険』で出てきた少年が浪人生に成長して再登場。で、彼を巻き込んで起こってしまったパソコン通信の世界絡みの殺人事件を伊集院さんがそれこそ現場に足を運ぶこともせずネットの上だけで解決してしまう。犯人は必ず犯行にその人のサインを残すという伊集院さんの持論が読者にも浸透しているからこそ成立した話だよね。単なるスケベの変態親父かと思えた登場人物が案外気骨があり事件解決への頼りがいのある奴に変わっていく様はちょいと小気味よかったかな。私やっぱり頭のいい人が好きだ。でもその人とも現実には会う機会が与えられることがないのが切ない。今後は分からないけど。拒食症とか異常心理とか現代の病理も描かれていてさ、インパクトのある登場人物も出てきて久しぶりに確かに伊集院さんが復活したかも……というお話でしたかね。ちょっと「ぼくら」シリーズに相通じる部分もあってさ。'95

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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