- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062075589
作品紹介・あらすじ
わたしはこれから日本人とお米との、長いつきあいの歴史についてお話ししていきます。それというのも、いま日本は、外国からお米を輸入するようになり、水田がつぶされ、農業をする人がどんどんへっています。「これでようだろうか」と心配する人もすくなくありません。わたしたちにとって、お米とはいったい何だったか、ということを、みんなで考えてみる必要があるからです。──(本文より)
産経児童出版文化賞大賞/青少年読書感想文全国コンクール課題図書
感想・レビュー・書評
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お米が日本人の生活にどれだけ寄与してきたかについて書かれた本。
子ども向けに書かれているため、なにもかもお米に結び付けすぎでは?とも感じた。
お米と治水、祭り、古墳、森とのつながりについてかかれ、最後は日本の自給率の低さについて問題提起している。
また、お米の栄養分やお米の伝播、加工品についても触れられており稲作の入門には良い本。
「日本の米」(中公新書)も読んでみたい。 -
意外なんですが
すごく面白い本でした。
でもこれ読んで泣くひとはあんまりいなそう‥(笑)
米と日本の関係がわかりやすくかいてある。
水田つくるの大変だったんだな〜
昔からの途方もな大勢のひとたちの苦労や熱意やがんばりに
なんだか感動してしまいました。
日本の自給率の低さとか
農家のひとの報われなさとか(報われないからやめるひとが多い‥んだよね?)
このままじゃ超マズイじゃん!
農家の嫁になろうかな‥ -
請求記号: 616 ト
資料番号:020216644 -
お米について主に歴史から
その必要性について勉強できる本。
写真は白黒だが、お米の、水田のすばらしさが伝わってくる。
お米をもっと大切に食べよう。
と思うきっかけになる1冊。
『日本の米』『水の文化史』も読んでみようと思う。 -
長年、水田研究をしている富山先生の著作です。
とても良い本です。