違法弁護

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062077019

感想・レビュー・書評

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  • 弁護士増加による問題点、危機意識から来る事件の小説。てっきり最近書かれたと思いきや1995年発行。20年以上前から弁護士増加が問題視されたのかとは知らなかった。2019年現在、弁護士の現状はもっと悲惨になってるのか。
    できたらその後2019年版の続編を書いて欲しい。主人公の若手女性弁護士もアラフィフになってるな。

  • 大手ローファームに勤める野心に燃えた女性弁護士。ある会社の代理人となったが、その会社を調べるほど不思議な取引がある。深夜の倉庫街での警官射殺事件とどのようにつながっていくのか。弁護士の増加に危機感をもったローファームのシニアパートナー。彼が立てた計画とは。

  • 特にこだわってるわけじゃないけど主人公が女性ってのには何かあるんでしょうかね。しかも稀に見る優秀って設定で。今回も背景が壮大かつ現実離れしていてとても感情が追い付かず。にもかかわらずやはり一気読みw

  • 横浜の倉庫で巡回中の警察が、不審なグループを尋問、射殺される。
    巨大ローファーム「エムザ」の新人アソシエイトの水島由里子。
    彼女が突然それまでの担当を外され、ある企業の法務担当となる。

    横浜の倉庫で巡回中の警察が、不審なグループを尋問、射殺される。

    そして警察が現況検分を行うため倉庫にたどりついた時、倉庫を借りていた企業の弁護士、水島がいた。

    倉庫に何があったのか。
    水島の担当する企業は潔癖なのか?違法弁護とローファームのパートナーへの野心の狭間で悩む水島。

  • 吉川英治文学新人賞候補(1994/17回)

  • シンプルで読みやすい。どんでん返しがないので、安心して読めるが逆に言うと、どきどき感が少ない。

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著者プロフィール

1955年茨城県生まれ。早稲田大学法学部卒。ジョン・グリシャムの作品に影響を受けて小説執筆を始め、横浜弁護士会に所属しながら1994年『検察捜査』で第40回江戸川乱歩賞を受賞。現役弁護士ならではの司法界のリアリティと、国家権力の影を作品に取り込むスケールの大きいエンターテインメントで人気を博す。著書に『違法弁護』『司法戦争』『第一級殺人弁護』などがあり、本書は『検察捜査』『新検察捜査』に続き女性検事の岩崎紀美子が活躍する最新作である。

「2023年 『検察特捜 レディライオン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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