ファンレター

著者 :
  • 講談社
3.22
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本棚登録 : 67
感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062077637

感想・レビュー・書評

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  • 初・折原一さん。

  • ※2007/5/29のblogより転載

     年齢性別その他全てが不明な覆面作家・西村香。
     西村のもとには、ファンレターや講演依頼、その他様々な手紙が送られてくる。
     その手紙には、十人十色の思惑が隠されており、実態のわからない西村の周りで、怪事件が続いて起きる。
     西村の名を語る物、西村になりすます者、恋したり、嫉妬したり、利用したり・・・
     そして、いよいよ西村の正体が、白日のもとに晒されるときが近づいてくる・・・


     折原先生の作品は、一番最初に「倒錯のロンド」を読んで、頭が痛くなり.その後、「覆面作家」なる作品でも頭がグルグル・・・今回も、と思ったが、まあそんなに頭が痛くならずに読めました(笑)
     いくつかでオチが読めちゃいなしたが、すかされることもあり、そんなに悪くはないかも。でも全体的に、似たような感じでやや単調。
     まあ、折原先生の作品は、いつもそうなんですけどね。

  • (収録作品)二重誘拐/覆面作家/講演会の秘密/傾いた密室/その男、凶暴につき/消失/授賞式の夜/ファンレター/時の記憶

  • 本人同士のやりとりならややこしくならないはずが中間に人を挟むことによってややこしくなる見本(笑)
    しかし、こんな人が周りにいると苦労しますね(@_@。

  • 怖いのかと思ってたら面白かった。

    覆面作家 西村香・・・
    明らかに北村薫がモデルです。
    代表作名も北村さんの作品名っぽいし。

    こんなぶっとんだストーリー書いて北村さん大丈夫なんだろうか・・・^^;

    短編集。「ファンレター」はドキドキした。

  • 短篇集ですな。秀逸ですな。

  • 笑った。
    イヤもう笑う。笑う(笑)

    こんな奴いるんかい?と思いそうだけど多分いる。

    多分この「西村香」のモデルは作家の北村薫だと思う。
    それで「偽物」とは言えあんなエロおやじ観たいな事書いていいのだろうか(笑)

    編集もなかなか勝手な人が多い。編集部もあんなに勝手で良いのでしょうか?

    イヤもう笑った笑った。
    娯楽小説として充分楽しかった。

  • なにかと出てくる覆面作家。なかなか面白かったですwノリが。

  • 【2005.05.23.Mon】
    覆面作家西村香をめぐって起こる数々の怪事件・珍事件。覆面が故に起こる、周りのものの欲望、陰謀、暴走。全てが手紙形式で綴られ、連作推理集になっている。熱狂的な女性ファンからであったり、しつこく講演を依頼してくる図書館司書であったり。覆面の相手だからこそ、人々は自分の中の狂気を見せてしまうのかもしれない。果たして、西村香は男なのか、女なのか。そして年齢は?最後まで彼(もしくは彼女)はその覆面をはずすことはなかった。全て手紙形式なのは私のお気に入りなので迷わずに選んだが、少々手紙の中に状況説明が多過ぎて不自然だったような気がする。文中に出てくる西村香の作品は、北村薫の作品をもじったものにしてあるなど、作者のユーモラスさが感じられる。1つ1つの編が最後にはしっかりと驚かされ、楽しむことが出来た。

  • なんか古い本だったので読むのやめようかなぁって思ったんだけどおもしろかったので読んでよかったです。個人的に手紙が出てくる本が好きです。

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者を経て1988年に『五つの棺』でデビュー。1995年『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。叙述トリックを駆使した本格ミステリーには定評がある。『倒錯のロンド』『倒錯の死角』『倒錯の帰結』など「倒錯」シリーズのほか『叔母殺人事件』『叔父殺人事件』『模倣密室』『被告A』『黙の部屋』『冤罪者』『侵入者 自称小説家』『赤い森』『タイムカプセル』『クラスルーム』『グランドマンション』など著書多数。

「2021年 『倒錯のロンド 完成版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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