- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062077859
作品紹介・あらすじ
日本ナイス・カップル大賞に輝いた新しい夫婦のかたち。読みはじめたら止まらないスケール大きな構成で綴る感動の物語。日本初の女性宇宙飛行士チアキちゃんと病理医の夫マキオちゃん夫婦が奏でる、ユーモアとペーソスあふれる愛の物語。そして誰も知らない宇宙飛行の訓練風景、乗組員家族との愉快な交流、アメリカ文化への新鮮なおどろき…。
感想・レビュー・書評
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向田邦子さんの本を探していて、たまたま隣にあったので何気なくとった一冊。こんなに面白いとは思ってませんでした!
奥様である千秋さんとの出会い、宇宙へ行く迄の過程など、面白いし、ためになりました!千秋さんも万起男さんも人柄が素敵だなーと思いました。
この本で向井千秋さんをもっと知りたくなり、宇宙に興味を持てました✨ありがとうございます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宇宙を目指す千秋さんがかっこいい。
何年もかけて夢を叶える努力を側でみてた旦那さん側の視点が面白い。
宇宙飛行士の家族の深い深い愛を感じた。
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立花隆さんの「ぼくが読んだ面白い〜」という本に書かれていたおすすめな本。
日本人女性として初めて宇宙飛行士としてスペースシャトルに乗り込んだ、向井千秋さんの夫で、病理学医師の向井万起男さんが著者。
マシュルームカットのヘアと髭を蓄えた個性的な風貌と、おしゃれとは無縁な向井千秋さんの旦那さんとしての知名度。
どんな人なんだろうと読んでみたが、実に楽しい男性。
慶應大学病院の心臓外科として知り合ったのが内藤千秋。
二人は、話が実に合う親友となる。
親友が宇宙飛行士としてアメリカに行く。
そんなタイミングで結婚。
なんでも話し合う二人は世間体というものを一番には考えない。まず二人で、様々な小さなことから死に関する大ごとまでをとことん話し合う。
筆者は御多分に漏れず、「宇宙に行かれなくたって、最後は俺の嫁さんとして、、、」なんて、千秋さんにがっかりされてしまうことも言ってのける。
でも、それが彼女にがっかりされてるのだって、すぐに気がつく。
すぐにアメリカナイズされない日本人らしい日本人でもある作者は、この大きなプロジェクトに、本人らしい支え方で、夫婦として成長してゆく。
すごく詳しい宇宙飛行士候補生としての日常から、実際の出発に至るまで、当事者でないとわからない情報も多く盛り込まれてて、興味深くも、ユーモアたっぷりのノンフィクションになっている。 -
向井千秋さんの旦那さんのエッセイ。
とりあえず千秋さんがすご過ぎると思った。
出来る女性は、自分と張り合おうとするめんどくさい男性ではなくて、こういうマイペースな癒し系男性がそばにいてくれればよいのだな。 -
おもしろかった!
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2016.3 市立図書館
おもしろかった。 -
宇宙飛行士の実録物として読むとおもしろい。タイトルの印象からするとあんまりついて行ってないけど。
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向井宇宙飛行士とその夫の医学博士が書いた嫁が宇宙に行くまでの日記。夫のふざけた調子で書かれた本だが、専門的で且つ分かりやすく、ユーモラスな文体は物凄く高い教養を感じる。面白いです。
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宇宙兄弟のもとになった本だと知り、さっそく図書館で借りて読みました。面白かった!!これをもとに漫画にしてくれたことにも感謝☆宇宙への憧れが生まれます。