テロリストのパラソル

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 608
感想 : 83
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062077972

作品紹介・あらすじ

東京・新宿の公園で爆破事件が発生、多数の死者が出た。犠牲者のなかに「私」の、ただひとりの女性、ただひとりの友人がいた…。第41回江戸川乱歩賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 「黄金の時間というものがある。私にとって、ここ十年ほどそれは、週末にウィスキーを飲みながらミステリーを読む時間だった。」著者の言葉より。

    今は亡き藤原さんのように私もウィスキーを片手にこのテロリストのパラソルを読んでみた。

    アルコール中毒かつ頭脳明晰な主人公をはじめ、登場人物の明晰さが気持よく、楽しめた。

    そして私もプロの仕事を見るのが好きだ。

    CHIVAS REGAR /MIZUNARA。

  • 文句なしに面白いな〜!と思えるミステリ、特にハードボイルドに触れると読書を続けてよかったな、といっときの感興に耽る。むかしむかしに読んだことがあるはずだけれど、今なお名前を見る機会が多かったので、再度手に取る。色褪せない。「罪の声」の作者がインスパイアされたというのは誠に納得。

  • 1995年に第41回江戸川乱歩賞を、翌1996年に第114回直木賞を受賞した作品。島村をショーケン、桑野を根津甚八でドラマ化されてるんですね。島村をショーケンって合ってると思いました。どの登場人物にもあまり感情移入出来なくて残念だけど内容的にはいろいろな想いが絡まっていて面白かった。ラストはなんだか切ないね。

  • はじめて読んだハードボイルド小説。ラストになればなるほど、ぐわぐぐあー!ってなる。

  • 2021.10.17読了。
    1995年の第41回江戸川乱歩賞受賞作品。
    25年前の小説だが、古臭さはそこまで感じなかった。

    内容は魅力的だし、ハードボイルが好きな人には堪らないと思います。

    ただ、首謀者である桑野がニヒルにひねくれ過ぎていて(中二病を拗らせた権力者みたい)個人的には共感できず。。。そこで少し興が冷めてしまいました。

  • 第41回江戸川乱歩賞受賞作

  • めちゃくちゃ面白かった!!
    ただ、ラストがまんま「ワンスアポンアタイム・イン・アメリカ」
    わかる人にはわかるはず…

  • 文面が分かりずらい。学生紛争の時代は分からないが魅力ある主人公の設定もあり読み続けたかな?
    最後は良かった!

  • おもしろい。久しぶりに時間を忘れてグイグイ読んでしまった。
    主人公は東大中退で元世界も狙えるプロボクサー。でも友人の失敗の巻き添えをくって20年間逃亡生活をしている。
    そこで爆弾テロの容疑者となる。ここからの自力での謎解きがカッコイイ。酒に溺れる弱さがあるのに、腕っぷしが強く、頭もいい。余計なことを言わない。だから周りの人に好かれて、どんどん真相に近づく。
    でも、そもそもテロの容疑者にされるのは少し強引。さらにクライマックスのスケールが大きすぎて主人公の身近さとはギャップを感じた。その2点がなければ満点。

  • 事件の真相にある背景にあまり共感できなかったので、面白くなかった。真相に迫るまでの展開は面白かっただけに残念。

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著者プロフィール

1948年大阪府生まれ。東京大学仏文科卒。85年「ダックスフントのワープ」ですばる文学賞を受賞。95年「テロリストのパラソル」で江戸川乱歩賞、同作品で翌年直木賞を受賞。洗練されたハードボイルドの書き手として多くの読者を惹きつけた。2007年5月17日逝去。

「2021年 『雪が降る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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