男を虜にする愛の法則―パリ高級娼婦館女主人の告白

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062080378

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  • 「クロードの館」で各国のVIP相手に洗練された(よく躾けられた)娘たちを紹介していたマダムクロードの自伝。

    自分の人生を娘たちの教育と幸せに費やし、人脈を広げ、関わる「秘密の社交界」を作り上げてきた、実は修道院で厳しく育ってきたエネルギッシュな女性。この厳しい躾が「娘たち」を一層ランクの上な女に育て上げる。

    これは「高級娼婦になるため」ではなくても、女性としての嗜みを覚えるバイブルとも言えるでしょう。

    *恋人のために自殺するなら5年待ってからにしなさい
    *人のために役立つこと
    *我関せずの態度をとること
    *自分の問題はなるべく自分で解決すること
    *彼らが期待するイメージのみを与えること
    *娘たちは所謂ブルジョア娘(中産階級)と違い、結婚をを決意するまでに自分で働き磨き上げてきたので、結婚相手のお金に目がくらむ事もなかった。他のものに目がくらんで、虻蜂取らずにはならなかった。幸福という宝物を本当に知っていたから。
    *「彼女は寝ないんだって」が褒め言葉になる事もある
    などなどなどなど。

    【変身プログラム】
    1.整形手術(鼻・顎・目・バスト・腰・歯)
     術後1ヶ月間おとなしく暮らす
     ヘアトリートメントクリーム
     甘いもの・油ものは×
    2.肌の手入れ
     お化粧はクレンジングでしっかり落とすこと
     就寝前には必ずクリームを
    3.ボディローション
     肌をソフトにする効果があるとして
     ヘレナ・ルビンスタイン、エリザベス・アーデン、シャネル、ゲランなどのローション
    4.ハーブティー
     健康と美容のために、トクサ・赤ぶどう
    5.体操
     正しい姿勢は美しく見せる為の大事なポイント
     特に腹筋力
    5.ダイエット
     半分の量を食べたら席を立つ
     昼は大事
    6.お酒を飲むふり
     相手が望むお酒を×と言ってはいけない
     相手が飲むタイミングで唇を浸すだけでグラスを置けば、ソムリエは飲めない事に気づくはず
     相手に自分がお酒に弱い事を悟られてはいけない
    7...ファッション、靴、小物 以下

    その辺にある薄っぺらイへなちょこ「いい女になる教則本」を読むよりは遥かに実用的な一冊です。彼女の波乱万丈な人生もまた楽しく一読できます。

  • 評価が難しいね、これは。なんとなれば、文章が恐ろしく下手なのである。素人が書いたことを強調するためのゴーストライターのテクニックなのかもしれないけれど、それにしたってやりすぎですね。一方でネタ力(ぢから)は凄い。うそか本当か判然としないけれど、凄い。JFKが訪仏した時に高級娼婦を送り込み、感激した大統領が自らマダム・クロード(筆者。娼館の女経営者)を訪ねてきたって、ほんとかよ?(笑)。あと、「隣国の大統領」が夫妻で娼婦を1人呼んだら、ファーストレディーがすっかり同性愛にはまってしまい、後日になって夫妻別々に(しかも偶然同じ日に)同じ娼婦をリクエストしてきたってエピソードもごっつい。こんなお話がゴロゴロとあって、正しく「事実は小説より奇なり」の一冊ではあります。

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