- Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062080637
感想・レビュー・書評
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はぁ、、、
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詩を読みながら、私はこう想う。高村光太郎は、分裂症を患う智恵子の「後ろに」、本来の愛する彼女を感じている。智恵子もまた、精神を患う病気故、言葉に出せない、★人間的尊厳と、光太郎への一途な愛を、切り抜き絵の中に託している!と。/智恵子は見えないものを見、聞えないものを聞く。智恵子は現身の私を見ず、私の ★「後ろの私」に焦がれる。「値ひがたき智恵子」/智恵さん気に入りましたか、好きですか。後ろの山続きが、毒が森。カモシカも来るし、熊も出ます。★智恵さん斯ういう所好きでしょう。「案内」/命の瀬戸際に、智恵子は元の智恵子にとなり、生涯の愛を、★一瞬に、傾けた。昔山頂でした様な深呼吸を1つして、あなたの機関(器官)は止まった。「レモン哀歌」
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読み込むなら千恵子抄がいいけど、
これ、絵本式で綺麗で読みやすかった。
智恵子さんの切り絵が見られるし。
「亡き人に」に、壮大な愛を感じて圧倒されました
ってか、入れる本がえらい渋くて申し訳ない。 -
智恵子の切り絵が繊細で、本当に綺麗。
それに詩が加わってなおいい。 -
友達からの誕生日プレゼント。
繊細な切り絵の美しさに、二人の関係の深さを感じる。
この素朴さと斬新さは、誰も真似できない。 -
智恵子抄をちゃんと読みたい人には物足りないと思うんですけど、詩画集として好きです。智恵子さんの切抜絵が見られるのも嬉しい。「亡き人に」、読んでほしいです。
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古本市で出会った。
大好きな『智恵子抄』の詩と、智恵子の切抜絵の詩画集。
智恵子が壊れていく中で作った作品の美しさ、細やかさ、その艶やかで不可思議な色使い。
彼女はそれを「仕事」と呼んでいたそう。
ただただ、見つめていたい本。