余燼〈上〉

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062081214

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  • 三国志と水滸伝・楊令伝に涙した自分が再び蘇っていた。ラストは仲良く酒を口にしながら並んで座った影井と土屋の悲しい決着。お互いが背を預けられる友人だというのに…お互いが友の身を心配しながら…影井の余燼は消え去ったのだろうか…

    「余燼」

    田沼意次の失脚で混沌とした江戸の町。一橋が松平が己の利権のために次々と必要でなくなった人間を排除していく。やはり北方先生の作品は一人一人のドラマがある。しびれると言うよりもどんどん切なさが増してくる。主人公の影井の肩にはどれほどの人の思いが乗せられているんだろうか?本当に北方先生の時代小説は面白い!いま、日本人に無くなってしまった何かがある!

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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