恋と女の日本文学

著者 :
  • 講談社
3.27
  • (0)
  • (3)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062081320

作品紹介・あらすじ

日本文学はどうしてこんなに恋が好きなのか、女性中心なのか。「万葉集」から「細雪」までの新しい展望!「日本文学史早わかり」「忠臣蔵とは何か」とつづく。わが文学史を新しく解明する三部作。この本で完結。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 丸谷才一の著書はいつか読みたいと思い続けてきたのだが、なかなか機会に恵まれず、なぜかこの本を最初に読むことになってしまった。本当は笹まくらか女ざかりがよかった。
    ともあれ、不慣れな文学史論を読んでみた。
    前半の「恋と女の日本文学」は、中国の文学と比べて、日本文学はなぜにこうも恋愛が主題となるのか。後半の「女の救はれ」は女性崇拝について。
    どちらも実感がなかったので、そんなものなのかなという程度の印象。日本文学の原点は天皇の恋歌であることと、本居宣長が後の日本文学の礎を築いたということが面白かった。「女の救はれ」の方は論点がどうしてもつかめずに、途中で投げ出してしまった。
    まあ、源氏物語も平家物語も読んだことないので、ピンとこないのはいたしかたないか。
    それにしても歴史的仮名遣いの文章はなかなかによかった。好み。パソコンで変換するときは面倒くさいだろうな。手書きだったんでしょうけど。

  • 日本文学はどうしてこんなに恋が好きなのか、女性中心なのか。「万葉集」から「細雪」までの新しい展望。「日本文学史早わかり」「忠臣蔵とは何か」とつづく、わが国文学史を新しく解明する三部作・完結篇。
    (1996年)
    — 目次 —
    恋と日本文学と本居宣長
    女の救はれ

  • 「日本文学史早わかり」い書きましたので、そちらをお読みください。

  • 日本文学における恋の描写が、中国文学との比較の上で興味深く書かれている。
    が、文体に馴染めず途中挫折。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1925-2012。作家・英文学者。山形県生まれ。東京大学英文科卒。「年の残り」で芥川賞、『たった一人の反乱』で谷崎潤一郎賞など受賞多数。他『後鳥羽院』『輝く日の宮』、ジョイス『ユリシーズ』共訳など。

「2016年 『松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

丸谷才一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×