ミシシッピは月まで狂っている

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 30
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062081405

感想・レビュー・書評

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  • ハワイ、アイルランドそしてアメリカの音楽のはじまりを巡り、旅をしながら色んな方達をインタビューしていく中で、音楽の歴史と言うことより、人間のエゴや派閥、社会、民族、宗教、資本主義の歴史話しになっていたようでとても興味深い構成でした。読み終えた自分の中で、今の音楽フェスなどの「音楽に政治を持ち込むな!」や「音楽は音を楽しむものだ!」と言った概念が、薄くなってきた感じです。ゴスペルとブルースの話しは、どなたかYouTube でアップしていたので、それとリンクしながら読めて楽しめました。後半の内容で駒沢さんのフィロソフィー的な文面がとても印象に残りました。20年以上前なのに、今日のネット社会、パンデミック状況なときほど、大事な気付きだと思いました。

  • 「アメリカ音楽の源流を求めた現地ルポルタージュ」

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=K26637

  • TV番組の取材記録。番組では2分にされてしまうインタビューや取材時の印象なども事細かに書かれていて、著者自身も書いているように「作った人が一番おもしろい」番組だったのかもしれない。現地で、それぞれの音楽が人々にとってどのような位置づけなのかがインタビューを通じて感じられて興味深かった。
    それは必ずしも日本で読む音楽知識とは一致しないけれど、そして、現地にももっと他の意見もあるに違いないけれど、それでもその地域や民族の傾向や考え方が窺える内容のインタビューや体験記が多くて面白い。
    生きている音楽に対して「こういうものだ」という四角四面の理屈付けをするのは土台から無理なことだと私も思う。最終章の結論が素敵で印象的だった。

  • 2016年9月25日に開催されたビブリオバトルinいこまで発表された本です。テーマは「月」。

  • 98022

    ハワイアン、アパラチアのマウンテン・ミュージック、アイルランドのトラディショナル、ミシシッピのブルースを著者が実地に確かめる。

  • ブルース、アイリッシュ、ハワイアン ロックの音楽のルーツを巡る旅 
    彼らの生活と音楽とが密接した関係にあるのがわかる

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。雑誌『SWITCH』の編集者を経て、作家・翻訳家に。主な著書は、小説に『人生は彼女の腹筋』(小学館)、『夜はもう明けている』(角川書店)、ノンフィクションに『語るに足る、ささやかな人生』(NHK出版/小学館文庫)、『地球を抱いて眠る』(NTT出版/小学館文庫)、『アメリカのパイを買って帰ろう』(日本経済新聞出版)、翻訳に『空から光が降りてくる』(著:ジェイ・マキナニー/講談社)、『魔空の森 ヘックスウッド』(著:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/小学館)、『スカルダガリー』(著:デレク・ランディ/小学館)など。2012年逝去。

「2022年 『ボイジャーに伝えて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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