20世紀は人間を幸福にしたか

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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062081597

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  • 科学主義
    科学で何事も取り仕切ろうとし、科学の方法以外の方法を認めない発想

    イデオロギーは人間を幸福にできるか?
    どんなイデオロギーでも、二項対立に持って行って、その理想を実現するためには人を殺さなくてはいけなかったりする。

    社会というものは、幸福度を増した分だけ不幸度も絶対に増える

    オーストラリア北准州
    世界で最初の安楽死を認めた法律「終末期患者の権利法」
    九ヶ月間で無効になったが、その間にガンの末期患者4人が医師による自殺幇助で安楽死を遂げた。

    ダブルバインド by ベイトソン
    ある行動を勧めながら同時にそれを禁止する。例えば態度で示したことが、言葉で言い表されてることと相反し、どちらの言い分に従っても相手が満足しないというジレンマに陥ること。

    ルサンチマン
    強者に対して弱者が抱く敵意

    世界の平和とか戦争の防止というものは政治スローガンでは絶対実現しない。そのためには相互理解しかない。相互理解とは何か。一人一人の人間がそこに悲しみや喜びや愛や憎しみなどいろんなものを抱えて生きている現実をわかりあうこと。それにはまず知るという作業が必要で、いちばんわかりやいのが小説という表現。

  • (「BOOK」データベースより)
    子どもの危機は何を訴えているのか。ものの豊かさはなぜ心を蝕むのか。科学技術の時代になぜ「たましい」か。衰退はなぜ繁栄から始まるのか。日本はいったいどうなるのか。8人の知識人による素描(エスキス)。

  •  常に時代が問われてきた言葉「その時代は人間を幸福にしたか」

    いわゆる知識人という方々への問いかけだ

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著者プロフィール

講談社ノンフィクション賞受賞作『ガン回廊の朝』(講談社文庫)

「2017年 『人の心に贈り物を残していく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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