金色の虎

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  • 講談社
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感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062082556

作品紹介・あらすじ

聖と俗の極限をめざす狂気のセックス・グルシヴァ・カルパ。巨大新興教団に翻弄される日本人青年ジローがヒマラヤの聖者の生と死のドラマの果てに見たものは何か。

感想・レビュー・書評

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  • 再読。のはずだが前に読んだ時のことをあまり覚えていない。精神的に具合のよくなかった時期だったのかもしれない。読んでいて思い出したのは、宮内さんの随筆を読み過ぎていて、小説に出てくる小さなエピソードや描写に既読感があり、小説の世界から現実に引き戻されてしまう感覚に戸惑ったこと。今回はその感覚はだいぶ薄れていた。母親を脳腫瘍で失ったジローは、人は死んだらどうなるのか、意識も思い出も物理的な無に帰するのかとの問いを胸にヒマラヤの行者を訪ねる。フリーセックス教団、インチキグルと非難を浴びるシヴァ・カルパの噂を聞き、

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著者プロフィール

1944年ハルピン生まれ。鹿児島県立甲南高校校卒業後、アメリカへ渡る。ニューヨークで通算13年暮らし、世界60数カ国を歩いた。
早稲田大学客員教授、大阪芸術大学教授などを歴任。
著書『南風』(文藝賞)、『金色の象』(野間文芸新人賞)、『焼身』(読売文学賞 芸術選奨文部科学大臣賞)、『魔王の愛』(伊藤整文学賞)。ほかに『グリニッジの光りを離れて』、『ぼくは始祖鳥になりたい』『金色の虎』、『永遠の道は曲りくねる』など多数。

「2019年 『南風』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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