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- Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062083492
感想・レビュー・書評
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オードリー・ヘプバーンは、今から81年前の1929年5月4日にベルギーの首都ブリュッセルで生まれたイギリスの俳優。
17年前の1993年1月20日に63歳で永眠。
つまり、第二次世界大戦が終わった年に彼女は16歳だった訳で、そういう少女がのほほんと何の屈託もなく私たちのように過ごせたはずがなく、オードリー・ヘプバーンを知れば知るほど、スクリーンの中のあのきらびやかな高潔な美しさとはほど遠い残酷な現実を生きたことを、とても胸が張り裂けるほど痛く悲しく感じます。
実際に、戦争中にオランダで反ナチスのレジスタンス活動をしていたとき、彼女の目の前で叔父さんと従兄弟が銃殺されたり、食糧不足のため栄養失調や呼吸困難になったり、飢えをしのぐためにチューリップの球根を食べたりしたといいます。
それから、ひょっとして、もしかしたら、あとわずか1カ月後の戦争終結後の解放も知らずに、ナチスの強制収容所でチフスにかかって15歳で死んでいった同い年のアンネ・フランクのさまよえる魂が、守護神となって彼女を支えたのかもしれないと思うこともあります。
オードリー・ヘプバーンが出演している28本の映画はすべて見て大好きですし、『アンネの日記』も常に身近に置いて読み返すという本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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