隼小僧異聞―物書同心居眠り紋蔵〈2〉

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062084369

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  • 「隼小僧異聞」てきぱきというより、周りに振り回される同心だが、眠り紋蔵の温情により解決される問題が多い。「積善の家」大手柄を上げた紋蔵のつきを、分けてもらおうとする豪商、長男の失態が思わぬ与力への婿養子につながる。善行を積み重ねた紋蔵の家族に春がめぐる。上司より働きにより、定廻りか臨時廻りへの配置換えの話が有るが、思いやりのある寛大な心で、事を解決する紋蔵が好きだ。

  • 何故,そんなに高価! 御物書同心居眠り紋蔵(二)〜長女が両思いの与力の次男に嫁いだ。次男であるから御家人の株を買わざるを得なかったが,持参金として五十両を持たせることができた。この処,奉行直々の用を言い付かって,肝心の用は果たせなかったが,手柄とまとまった金をつかんだ。厄介を小さな金額で引き受けるが,見習い同心の倅も因縁を付けられそうになるが,転じて養子話がついた。次男にも見習いの道ができた。又も奉行直々の密命を受け取り,巧く始末を付けられたら,定廻りか臨時廻りの役にありつけのだが,人情で不首尾を報告しなければならない。まあ,暮らしがたっているので,ツキに見放されているわけでもない〜暇つぶしできるシリーズだが,何故この値段が付いているか解らない。このシリーズで暫くは楽しめる

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著者プロフィール

佐藤 雅美(さとう・まさよし)
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。デビュー作『大君の通貨』で第四回新田次郎文学賞を受賞。1994年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞する。著作に『御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵』『頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎』『関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛』『知の巨人 荻生徂徠伝』などがある。2019年7月逝去。

「2021年 『恵比寿屋喜兵衛手控え 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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