修羅の終わり

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 71
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062084406

感想・レビュー・書評

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  • 次はどうなるのかどうなるのか? という興味で一気に読むことができたという意味では面白かったが、たしかに最後の一行で「久我」視点の物語と「僕」視点の物語が繋がったものの、その二つの物語が「鷲尾」視点の物語がどう繋がるのかが明確に描かれていないのがちょっと不満。そこは「読者がそれぞれ推理しなさい」ということだとは思うが、本格ミステリーというならきっちり描いて欲しいところ。新手の売春組織の正体も宙ぶらりんのままだし。「藤倉」=「山瀬」、「白木」=21年後の「真木」、そして藤倉が影で久我を、真木を思い通りに操り、男性機能をうしなった藤倉が白木と接触しつつ白木らに警察テロをするよう糸を引いているとするだとするならば、その藤倉の悪魔的姿を、白木となった真木の暗い情念を、中心にねっとり描いてくれた方が、ノワール好きとしては楽しめたと思う。藤倉、鷲尾のやったことは非情だけれど、馳星周や『テストポリトカ』を愛する自分にとっては、小説としては迫力に欠ける感じ。

  • 長い。三人の目線で描かれていて、時系列が分からなくなる。

  • 公安警察に利用されて不幸になる人々の話。ちょっと現実離れした話であんまり面白くなかった。

  • え、えええ!?…ちょっと待ってまだ納得してないというか理解してないというか。そう来るしかないだろうなぁとは思ってましたが、いやその最後の一文は感覚的にはすごく分かるんですけども、つながらない…ので、もう一度読み直しか(がっくり)。頭悪いとミステリはこうなる。

  • 800ページにも及ぶ長編。
    おまけに、2段!!
    読み応えありました~
    どういう風な展開になるのか
    期待しながらラストをむかえ・・・
    1つ1つは、楽しんで読めたんだけど
    ラストは、残念でした。

  • 読み応えありますよ!
    色々な視点で語られる形式で、
    それが1つになる時がたまらんよね^^

  • 3つのストーリーがそれぞれ進み、最後にリンクする構成。公安刑事の久我・悪徳刑事の鷲尾・記憶喪失の「僕」。長かっただけに結末は拍子抜けというか、回収できていない伏線が多すぎてモヤモヤ。 2009/4/19

  •  『慟哭』でファンになった貫井徳郎。しばらく読み続けそう。明らかなハズレがないのはこの先予想できるが、突き抜けたものも読んでみたいな。
     結末がよくわからなかったけど、文庫版には解説がついていることを最近知ったので、今度本屋で立ち読みしてみよう。

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著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。「症候群」シリーズ、『プリズム』『愚行録』『微笑む人』『宿命と真実の炎』『罪と祈り』『悪の芽』『邯鄲の島遥かなり(上)(中)(下)』『紙の梟 ハーシュソサエティ』『追憶のかけら 現代語版』など多数の著書がある。

「2022年 『罪と祈り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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