密室大坂城

著者 :
  • 講談社
3.83
  • (3)
  • (4)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062085281

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人には二通りの生き方がある。己を殺して天下の趨勢に従うか、天下の趨勢に逆らってでも己を貫こうとするかじゃ。そのどちらが天心にかなっておるか 淀殿と秀頼の最後を描いている。さもありなんと想わせる力量がある 

  • 改めて、淀が負け戦の要を演じたんだなと実感しました。

  • 秀頼主人公の小説です。ちょっとミステリーチック?


    秀頼と淀親子、ふたりの仲がギスギスしてて終始どきどきはらはらでしたが、それぞれのキャラクターが魅力的ですごく良かったです。

    「自分は秀吉の子なのか」と自らの生い立ちや徳川家との関係に苦悩する秀頼さまは読んでて苦しかったけど一生懸命で勉強家で素敵でした。なにかと優しくてイケメンな秀頼さま。千姫との仲睦まじい描写もよかったです。
    なんかもうふたりきりでいるときは大抵いちゃいちゃしてるんですがきゅんきゅんします!かんわいい!!
    お酌してあげる千姫さまとか膝枕とか怪我の手当てしてあげる千姫さまとか・・・!なにこれ!
    秀頼が千姫のことを「千」って呼んでるのもときめきました。うわああああ(ゴロゴロゴロ)
    お互いに贈り物交換してる(秀頼→千姫:厨子(なかにちいさな観音像が入ってる)千姫→秀頼:匂い袋)様もかわいらしいですvv

    千姫の「秀頼さまと二人で山奥に引きこもって田畑を耕して暮らしたい」発言にはうるっときました。
    こんなにもお互いの事を想いあっているのに、なんでこのふたり仲良く天寿全うできないの・・・。

    秀頼夫婦好きな方は間違いなくにこにこしてしまう本だと思うので機会があったらぜひご一読を!


    それと淀様!
    この本の淀様好きです。無駄に(失敬な)男前!敦盛舞う淀様とか素敵過ぎるvv
    ちょっと身勝手で激情家なところもありますし、あかんやろそれは・・・!みたいなところもありますが芯がある感じがすごくすごく良かったです。
    昔の事を思い出して取り乱して、たまーに弱いところを垣間見せるのもまた・・・。
    ちょいちょい出てくる治長が淀様淀様で淀様もそんな治長のことまんざらでもない感じがこう、ざわっとしますね!(なにさ)

    有楽斎もチョイ悪(やってることはチョイ悪どころじゃありませんが)でいい味出してました。ヨイヨヨイヨ~。

    脇役MVPは市正(片桐且元)くんにあげたいです。彼は豊臣家のため、秀頼のためにとても頑張っていた・・・。

  • ちょっとミステリっぽくて面白い。

  • 禁を破って単行本を買っただけの見返りがあった。

  • 大阪城で発掘された秀頼と見られる頭蓋骨は何故涙を流したか―――これから始まる大阪の陣に挑む豊臣秀頼の物語。
    すごくかっこよく描かれてます。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

九五五年福岡県生まれ。久留米工業高等専門学校卒業。九〇年『血の日本史』でデビュー。二〇一三年『等伯』で第百四十八回直木賞受賞。二〇年第三十八回京都府文化賞受賞。『信長燃ゆ』『信長はなぜ葬られたのか』など著書多数。

「2022年 『家康(七)秀吉との和睦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安部龍太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×