ミラクル・ファミリー

  • 講談社
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本棚登録 : 68
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062086530

感想・レビュー・書評

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  • 児童書に分類されるのだろうが、大人でも楽しめる。

    少し不思議で少しハラハラ、少しホンワカして少しニンマリ。
    父と子の話をベースにした九編。

    「たぬき親父」
    こわいお祖母さんの夫、亡くなったお祖父さんは実はたぬきが化けていた?

    「春に会う」
    毎年春になると落ち着かなくなる父。そんな父にイライラする母。父が春になると会いに行く『初恋の人』とは?

    「ミミズク図書館」
    『たぬきやきつねの子どもが人間に化けたときに困らないように』出来た図書館、人間の子どもが入るには?

    「木積み村」
    『きつねが人間の女の人に化けて、結構して子どもまでつくる』『信太妻』、だが『人間に化けてもしあわせに暮らせなかった』らどうなる?

    「ザクロの木の下で」
    『お社につれてこられる子は』『鬼子母神が』様々な事情で親元で育てられない子どもたち。『子どものほしい人』は日暮れにザクロの木のあるお社に行くと良い。

    「『信用堂』の信用」
    三年前から着付けを習い、講師の免状をとれるほどに上達した息子。そこまで懸命にやった訳は?

    「父さんのお助け神さん」
    何か困ったことがある度に『神さん』に助けてもらい、代わりに大切なものが失くなっていく父さん。今回失くなるのは何なのか?

    「鏡よ、鏡…』
    出ていった母さんの代わりに夜だけ母さんになる父さん。髭のある母さんなんて変なのに、いつの間にか『ひげづらの母さん』なら言い合えることが増えていく。

    「父さんの宿敵」
    幼い頃に出会って一度も勝てないまま離れ離れになってしまった父さんの宿敵。
    だがその後再会して一度だけ宿敵を泣かせたという。それはどうやって?

    大人目線で読むと、どうしても親側の視点で読んでしまう。親子、夫婦、家族、その繋がりや想いを改めて温かく感じる。

  • 【図書館】途中まで読んで文庫で持っていることに気づいたので、こちらは『たぬき親父』から『ザクロの木の下で』まで読んで返却。九つの家族を描いた短編集。楽しめた!

  • すごーくよかった。
    ほんわかしてて、いろいろ辛くなったときにまた読みたいとおもいました。

  • それぞれの家族にかんする不思議な秘密話がとても面白いです。

  • 5-1 家族に絡んだちょっぴりファンタジー。高学年に読み聞かせ。13分

  • この本をブログで紹介してます↓『本の虫*大人が読む児童書・絵本・色んな本』
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著者プロフィール

1953年岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞、審査員であった佐藤さとる氏に認められ、デビュー作『霧のむこうのふしぎな町』で日本児童文学者協会新人賞受賞。ファンタジー作品を多く書き続けている。『ミラクル・ファミリー』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞、『牡丹さんの不思議な毎日』で同賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞。アメリカで翻訳出版された『帰命寺横町の夏』が2022年米図書館協会のバチェルダー賞受賞。他に「モンスターホテル」シリーズなどのほか、近刊短篇集『18枚のポートレイト』がある。

「2022年 『ぐうたら魔女ホーライ来る!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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