エグザイルス

  • 講談社
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本棚登録 : 122
感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062087476

感想・レビュー・書評

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  • J-WAVEのナビゲーターとしてお馴染みの著者。とんでもなく壮絶で破天荒な旅の、というか魂の遍歴を綴った本。
    向こう見ずで有り余るエネルギーに眩しさを覚え、彼らのような若者が闊歩したまだ今ほど窮屈で殺伐としていなかった世界を懐かしく思うのは私だけだろうか。
    ここではない何処かを渇望して苦悩と煩悶を重ね、やがては自らを開き人を受け入れ、つながることに幸福と旅のひとまずの答えを見出す。そのメッセージが、驚くほど現在に生きる人々の心に沿うものであり、その歴史こそが、人生という旅の過程で積み重ねられた、「永久不滅のヴィンテージ」となるのではないかと思うのである。

  • 何かが見つかる

    何かを求めて旅立ち、転がる石のように様々な体験を重ね、心の葛藤を赤裸々に綴った旅の記録。自分の気持ちに正直である事、勇気を持って一歩前に踏み出す事、そうする事で自分が今「生きている」という人生の充実を感じるのだろう。

    中村

  • ロバート・ハリス。
    友人から紹介してもらったこの方の本をはじめて読みました。

    著者の世界を放浪する旅の記憶。心が苛(さいな)まれてからの
    内面世界の旅の記録。

    さまざまな人との関わりと自己実現について、
    穏やかに語られています。

    これを読んだら、旅に出たくなります!!


    以下、本の中から一部抜粋します。

    ・中東の都市、エルズルム。そこで見た富士山、、、アララット。。。

    ・アメリカ陸軍の大佐だった親父の友人から送られてきた
    ジャック・ケルアックの『ダルマ行者たち』。人生観が変わるほどの衝撃。。。

    ・ゴダールの映画、『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』が気に入ったが、
    特に、『冒険者たち』にはまった。アラン・ドロンが歌った『レティシア』は
    旅のテーマソングになった。。。

    ・ヘンリー・ミラー『南回帰線』。今までのどの作家よりも攻撃的で、野蛮で、
    不道徳で、自由で、新鮮な風のよう。。。

    ・弟のロニーに紹介した、ヘッセの『デミアン』。これを読んでいるときは、
    すべてうまくいっていたのに、『ステッペン・ウルフ』からおかしくなっちゃった。。。

    ・ジーニー・ルイスというフォークシンガーが尊敬するカンパニエロ(仲間、同士)は、
    チリのフォークシンガー、ビクトル・ハラ。
    彼の書いた『チリ』という歌は、心が不思議と洗われる。。。
    ビクトル・ハラは、1973年に、クーデターによってサッカースタジアムで殺される。。。

    ・アボリジニの若者は、ある日突然、旅に出る。
    何の前触れも予告もなしに家を出て、何ヶ月も大地を放浪する。
    ネイティブ・アメリカンの伝統に例えれば、ビジョン・クエストの旅。
    彼らの通過儀礼のひとつ。自分たちの精霊に会うための旅。。。

  • 放浪していて出逢った人々、経験からすんごいテンションあがったり、落ちに落ちたり、まさに生きているなぁという感じが伝わってきた。
    一生のうちに絶対放浪する。

  • ハリスさんはJ-WAVEでもNECのミニ枠番組でもお世話になった。
    遅れてきたヒッピーという格好良さは、いまも変わらないのだろうか。旅の本のリストアップをしていて、見つけた。
    ハリスさんはたしかシドニーにブックストア・カフェを持っているか持っていたはずで、そこがサブカルの中心地になっているようなお話を伺ったように記憶している。僕のイメージはオージーのシェークスピア書店といったところ。本は書店で選ぶ。当たり前のことだけど、アマゾンで買うのは、なにか楽しみを失った気がする。

  • 旅の士気が上がった!
    大切なのは目的地ではなく「旅」そのものだ。

  • 〜すべての旅は自分へとつながっている〜

    最初は面白くてすらすら読めたけど途中から少し面白さが欠けてきた。

  • 祖国を離れ、なんの束縛もなく、
    自由きままに人生の旅をする著者の「オン ザ ロード」
    著者が長い旅の空で見つけたものは?
    「自分の道を行く」事は苦悩ばかりではないし、決して孤独ではない・・
    道中くたびれた時に読むと、もう少しだけ、その先に行ってみようと思えるかも・・。

  • 人生は自分が描く物語。斜に構えたら斜に構えた本ができるし、必死に生きたら必死な本が出来るし、『これでいいのだ』と思い続けて生きたら『これでいいのだ』という本ができる。死ぬまでにあと何人に出会うだろう。何人と手を取り合うだろう。あと何億枚の景色を見るだろう。みを

  • 誰でも何かやろうと言う時には勇気が必要だ。
    誰かに背中を押してもらわなくちゃいけない時だってある。
    そんな時にはこの本を読んでみて欲しい。
    きっと思い悩んでいる自分がちっぽけに思えてくるはずだ。

    著者であり、J-WAVEのナビゲーターでもあるロバート・ハリス氏の人生はまさに波乱万丈。
    自由な発想、奔放な生活、人生そのものがギャンブルなのだ。しかももの凄い強運の持ち主。
    正直、かなりの衝撃を受けた。このままじゃ、ダメだと思った。
    旅に出ようと思った。
    旅先での出会い、息を飲むような風景、予期せぬ出来事など、自分の身体で体験することの大切さを教えてくれる本だ。

    自分の人生の主人公は、まぎれもなく自分だ。
    自分に今必要なものは何か? 自分がやりたいことは何なのか?
    その自分の人生というロング・ストーリーをどうコーディネイトしていくのかということを真剣に考えさせられる。

    ちなみに“EXILE”とは「流れ者、追放者、放浪者」という意味だ。

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著者プロフィール

1948年横浜生まれ。作家、ラジオ・ナビゲーター。1971年上智大学卒業、東南アジアを放浪し、バリ島に1年、オーストラリアにのべ16年滞在する。シドニーでは、書店&画廊「エグザイルス」を経営した。香港で映画製作にたずさわり帰国、FMラジオ・J-WAVEなどのナビゲーターとして注目され、執筆業でも活躍。著書に『エグザイルス 放浪者たち すべての旅は自分へとつながっている』『ワイルドサイドを歩け』『人生の100のリスト』『英語なんてこれだけ聴けてこれだけ言えれば世界はどこでも旅できる』などがある。

「2018年 『JJ 横浜ダイアリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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