三月は深き紅の淵を (Mephisto club)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 896
感想 : 126
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062087490

感想・レビュー・書評

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  • 4章目で謎が解けると思って、読んだのに。。。
    恩田世界理解出来ず。

  • 先に読んだ「麦の海に沈む果実」のベース(?)のようです。

    全4話、全てに「三月は~」という謎の小説が出てきますが
    その内容も書いた人もその背景も全て違います。
    長編でも連作短編でもスピンオフでもなく、
    「三月は~」というタイトルだけが共通した別の話ですね。
    後に発表される「麦の海に~」はこの4話目のスピンオフですね。

    話を入れ子式に、という解説(?)を見ましたが
    入れ子の感じはしませんでした。
    もっとこう…それぞれの話が意外な部分で少しずつ繋がって
    全部読み終わると最終的に大きく「一つの話」になる、
    とかそういうことを想像してたんですが。
    私には単に独立小編4作をまとめただけにしか…。

    1話目が好みでしたが読み進めるうちに違和感だらけになりまして。
    やりたいこととやってることがどうにもちぐはぐな感じがして
    「麦の海」のほうが好きでした。

  • 出雲の話が好きでした。
    寝台車乗ってみたいな。

  • 最初は展開が気になって仕方ないカンジだったのに、4章で「あれ?」となってしまいました。
    分かる人には分かるのかしらん??
    それまでが良かっただけにちょっと残念。。。
    もっと他の作品も読んでみます。

  • ん~~、うなった。
    最後の章が不可解だわ。
    でも、気になる作家さんです

  • この一冊自体が凝った構造になってるのは面白いし、短編それぞれも面白い。3章までは。
    構造上、あの形で4章目が必要なのはわかるけど、3章で終っといた方が良かったんじゃね?っていう。
    どうにもこの方の「結」の部分は私にあわない。
    2008/3/18

  • KL 2022.6.7-2022.6.10
    「三月は深き紅の淵を」という本をめぐる四篇の中篇。それぞれが入れ子構造になっていて、つながりがあるような、ないような。

  • 恩田陸の本に関するミステリ
    「三月は深きくれないの淵を」という300冊しか製本されなかった著者不詳の私家版があって、一人にだけ一晩だけ借りて読むことができるという代物をめぐる連作集
    1997年発行なので初期の作品にあたるか
    第一章 待っている人々
    会社員の鮫島功一はふとしたことで会長の金子の邸宅に2泊3日で招かれる
    そこには金子の知人の鴨志田、一色、水越夫人がいて、夥しい書籍に埋もれた大邸宅に隠された「三月は深きくれないの淵を」を探し出すというミッションを受ける
    第二章 出雲夜想曲
    編集者の堂垣隆子は同業者の江藤朱音を誘って夜行列車で東京から出雲に幻の「三月は深きくれないの淵を」の著者の正体を探りに行く
    第三章 虹と雲と鳥と
    城址公園の崖下で転落死した女子高生の篠田美佐緒と林祥子を巡る、美佐緒の元恋人の廣田啓輔、家庭教師の野上奈央子の話 「三月は深きくれないの淵を」の前日譚
    一番読み応えがあった
    第四章 回転木馬
    「三月は深きくれないの淵を」の入れ子構造の章
    作中の「理瀬」の物語がシリーズ化されていくとのこと

  • 幻の本を巡る4つの物語。
    一人に一晩だけ貸すことが許された「三月は深き紅の淵を」と題された本、各々の物語はそれぞれ独立している短編集だがこの「三月は深き紅の淵を」という幻の本で共鳴している。
    作中作であると共にこの幻の本の意味と変化、そして各々の物語の主人公である読書家、編集者、作家とこの幻の本との関わり。
    最後に第四章で作家が執筆を始めるのだが、断片的な話が転々としており、映画の予告編のようだった。
    はじめに「チャーリーとチョコレート工場」の抜粋が書かれているが、この意味が読了後にわかった時に、バラバラに見える4章構成がひとつにまとまった気がする。
    ✩✩✩✩ 4

    「三月は深き紅の淵を」
    目次
    第一章 待っている人々
    第二章 出雲夜想曲
    第三章 虹と雲と鳥と
    第四章 回転木馬

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著者プロフィール

1964年、宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞および第2回本屋大賞を受賞。06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞を受賞。07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞。17年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞を受賞する。

「2023年 『私たちの金曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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