定年ゴジラ

著者 :
  • 講談社
3.40
  • (8)
  • (29)
  • (47)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 163
感想 : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062088145

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 定年退職した人の気持ちが分かりやすいです。

  • タオルで顔をふくところはジンときたが、二度読むことは名かった。この本も、手に入れるのが楽だろうという予測で、売却。

  • 定年退職した山崎さんは郊外のニュータウンのくぬぎ台に住んでいる。娘二人は結婚したり、就職したりで家を出ている。初めて散歩に出かけた山崎さんはある男性に声をかけられた。その男性も最近定年退職をしたという。いままでは毎日電車で山崎さんを見かけていたという。この散歩のおかげで定年退職した散歩仲間が一人二人と増えていった。定年後の生活を描いて、夫婦とは家族とは人生とはを考えさせる。

  • 「みんな暇で暇でしょうがないんですよ。だから、盛り上がるチャンスを見つけたら思いきり陽気になるんです」(江藤)

    定年を迎えたお父さんたちの話。
    実父も定年近い話をした為、家について考えさせられた。

  • 幸せとは胸を張って語るのではなく苦笑とともに唇からこぼれ落ちるものなのだと、なぜかいま知った マイホームを持つことに長年努力をした結果マイホームが手に入る。しかし周囲の状況は変わっていき定年を迎えた男たちは、街の中をさまよう。人それぞれ歴史があり夫婦の間も様々

  • 数年前に読みました。
    両親もどちらの祖父母も、身近な人がみな商売をしていて、いわゆる「定年」のない人なので、「へぇ、そうなんだ~」と日常だけど知らない世界を覗いているようで面白く読めました。
    今現在、本当は定年を迎えているはずの年齢を超えた父を思いうかべて読むとまた違った気持ちが生まれるのかな…。頑張って仕事してくれている父に感謝!

  • ニュータウンに住居を構え家族のために働いてきた様々な経歴・世代の男達が、定年を迎え近所の散歩で出会い、団結する様を描く。有川さんの「3匹のおっさん」に似たテーマだが、『定年ゴジラ』の方がニュータウンで暮らすシニアの家族関係・現実問題をほっこり重くならず読ませる。最近定年を迎えた山崎さん視点で展開する。「夢はいまもめぐりて」の、山崎さんの母の話がじーんときた。『故郷』を読みながらくちぐさんだ。「きのうのジョー」は、章のタイトルがわかりやすい。



    http://www.youtube.com/watch?v=ZmrJyek9mpw  ①兎追ひし彼の山 小鮒釣りし彼の川 夢は今も巡りて 忘れ難き故郷  ②如何にいます父母 恙無しや友がき 雨に風につけても 思ひ出づる故郷  ③志を果たして いつの日にか帰らん 山は靑き故郷 水は淸き故郷

  • 既読

  • 有川浩さんの三匹のおっさんと比べると全体的に暗い切ない定年後という感じと、実際定年を迎える人と比べると老けている印象を受けた。
    けど、自分の父が定年を迎えたら、きちんと『お疲れ様でした』と『ありがとう』を言おうと思った。

  • 父親が浮かんで仕方なかった。
    楽しい本なんだけど主人公の皆さんの年齢が、せつない。
    いつまでも長生きしてほしい。

全35件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年に『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。小説作品に『流星ワゴン』『愛妻日記』『カシオペアの丘で』『赤ヘル1975』など多数。

「2022年 『旧友再会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

重松清の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×