天風の彩王―藤原不比等〈上〉

著者 :
  • 講談社
3.77
  • (4)
  • (2)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062088480

作品紹介・あらすじ

なぜ、この男が権力の頂点に立ったのか?古代史小説の第一人者の新境地!知謀の政治家・藤原不比等の謎に迫る。持統女帝の寵愛を受けて順調に出世を遂げ、娘の宮子と安宿媛を入内させて天皇家の外戚としての位置を築き上げたその華麗なる生涯の光と影。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本は天智天皇の片腕、鎌足の子である藤原不比等の物語です。
    天智時代から引継いだ律令国家を推し進め、大宝律令を制定した彼の功績は偉大です!ただの豪族の集まりだったこの国を、法律によって全国を統治されたひとつの国家にさせるなんてすごすぎる!!
    今まで私は彼のことを野心家でしたたかな政治家、というマイナスのイメージでいましたが(もちろん娘を入内させて天皇家の外戚としての藤原氏の地位を築き上げるところは野心剥き出しですけどね)国家の将来を考えて改革を推し進める姿には感動しました。
    また、鎌足の子だったにも関わらず、意外にも不遇の時代が長く、その下済み時代の身の施し方も賢くてこの本で不比等が好きになりました。。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

黒岩重吾

一九二四年大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。在学中に学徒動員で満州に出征、ソ満国境で敗戦を迎える。復員後、証券会社などに勤務しながら、「近代説話」の同人として小説を執筆。六〇年『背徳のメス』で直木賞、八〇年『天の川の太陽』で吉川英治文学賞を受賞する。九一年紫綬褒章受章、九二年菊池寛賞受賞。二〇〇三年死去。

「2021年 『斑鳩王の慟哭 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒岩重吾の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×