司法戦争

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 44
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062088558

作品紹介・あらすじ

沖縄で最高裁判事が殺され、調査官・真樹加奈子にスパイの密命が下った。判事は最高裁の内紛の犠牲者なのか。東京地検、法務省、内閣情報調査室、警察庁…あらゆる権力を巻きこみながら最高裁の陰謀は潜行していく。法曹生命を賭して真相をさぐる真樹は、思いもよらない巨大なたくらみに直面する。そしてさらなる驚愕の結末とは…。

感想・レビュー・書評

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  • 検察庁から判検交流で最高裁の民事調査官になった主人公は古巣の地検から最高裁をスパイするように命令された。最高裁判事が沖縄で殺害された事件のためだ。なにかかが最高裁で進行している。主人公は自分の法曹キャリアをかけて問題の中心にいどむ。

  • 再読:12年ぶりの再読だが、古さを感じないリーガルサスペンスの傑作。読み始めたら止まらない。日本の司法界にこんなことが本当に起きているか。
    初読:1999年2月

  • 一般人による陪審員制度も、海外からの弁護士流入も、数年前にこの本を読んでいたら、単なる小説の中で起こる出来事だとスルーしていたかもしれないが、今となっては前者はもちろん、後者もそう遠くない未来の出来事になるかもしれないと思うと、ちょっと薄ら寒いモノを感じた。

  • 日本推理作家協会賞候補(1999/52回)
    吉川英治文学新人賞候補(1999/20回)

  • 現役の弁護士による、司法界を舞台にしたミステリー。巧妙な構成の中に司法の抱える問題ー莫大な訴訟に埋もれる日本中の裁判官、予算の少なさ、陪審員制の抱える問題ー等を垣間見ることができた、勉強になる一冊でした。

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著者プロフィール

1955年茨城県生まれ。早稲田大学法学部卒。弁護士。ジョン・グリシャムの作品に影響を受けて小説執筆を始め、横浜弁護士会に所属しながら1994年『検察捜査』(講談社文庫)で第40回江戸川乱歩賞を受賞。現役弁護士ならではの司法界のリアリティと、国家権力の影を作品に取り込むスケールの大きさ、エンターテイメント度の高いストーリー展開で人気を博す。著者に『違法弁護』、『司法戦争』(日本推理作家協会賞候補)、『第一級殺人弁護』(日本推理作家協会賞候補作を収録)など。

「2013年 『新検察捜査』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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