喜知次

著者 :
  • 講談社
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062089364

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  • 小太郎(弥平次)と台助、猪平の3人の幼なじみ、そして小太郎の養妹喜知次こと花哉の4人の登場人物が本当に魅力的。そして夫を亡くしてから狂気に犯されていく美しい猪平の母まち。殺し屋に身を落とした安川左右助とその妹みね。どの人物も人生の悲しみを負っておりいとおしく存在です。自分の幼い頃も重ね合わせながら、懐かしい気持ちでもあり、3人の友情、特に父を亡くしてから屈折していく猪平と小太郎・台助の友情。また小太郎と花哉が結婚できる可能性があることから、兄妹以上の心の通い合いが本当に美しく描かれていました。心に染みわたる感動の長編で、山本周五郎、藤沢周平にも劣らぬ名作です。

  • 武家社会もつらいもの。

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著者プロフィール

1953年、東京都生れ。96年「藪燕」でオール讀物新人賞を受賞。97年「霧の橋」で時代小説大賞、2001年「五年の梅」で山本周五郎賞、02年「生きる」で直木三十五賞、04年「武家用心集」で中山義秀文学賞、13年「脊梁山脈」で大佛次郎賞、16年「太陽は気を失う」で芸術選奨文部科学大臣賞、17年「ロゴスの市」で島清恋愛文学賞を受賞。他の著書に『トワイライト・シャッフル』 『R.S.ヴィラセニョール』『ある日 失わずにすむもの』『二十五年後の読書』『この地上において私たちを満足させるもの』『地先』『ナインストーリーズ』など多数。

「2022年 『潜熱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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