北京大学三ヵ国カルチャーショック

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062089814

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  • いや〜面白かったわ

    1996年、企業留学で北京大学に留学した筆者


    中国式の生活、大学生の実態、
    北京大学での日本人留学生の生活、学習、就職活動、
    韓国人留学生のこと、
    政治、学生生活、大学での様子から
    麻薬汚染される日本人留学生の実態、
    買春、食事状況から、
    若者の政治、愛国心、生活など

    まさに、三カ国カルチャーショック!

    衰えゆく日本経済、好調の韓国、まさに発展しようとしている中国の様子が、詳しくわかりやすく、かつ面白く
    まとめられている。

    それから25年後の今、北京大学はどうなってるのか、
    筆者に語って欲しいなぁなんて思っている

  • 長らくブログを読ませて頂いていた著者が北京大学に留学した際に観察した中国人学生、韓国人留学生、日本人留学生の比較。著者自身が前世は韓国人、来世は中国人と語っていることもあり、ネガティブなバイアス無しに三者を比較しているように思われる。でももう20年も前の話だから、今はだいぶ違うんだろうなぁ。

    中国人との交渉術が描かれていたのでここにコピペ。
    1.相手の言うことは聞き流し、まずは自分の主張を叫び続けろ
    2.男なら女と、女なら男と交渉しろ。相手が異性の方が根負けしやすい
    3.窮した時は合わせ技、逃げ技、泣き技などを使え
    4.相手に少しでも弱みがあれば、方向違いでもいいからそこは徹底的に突け
    5.通行人でもヤジ馬でも周囲を見方につけろ
    6.どんなに激しく言い合っても交渉が成立した後はにこやかに別れろ

    おぼえとこ。

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著者プロフィール

1965年生まれ。埼玉県出身。東京大学卒業。国際情報学修士。講談社入社後、中国、朝鮮半島を中心とする東アジア取材をライフワークとする。講談社(北京)文化有限公司副社長を経て、現在、『週刊現代』編集次長(特別編集委員)。Webメディア『現代ビジネス』コラムニスト。『現代ビジネス』に連載中の「北京のランダム・ウォーカー」は日本で最も読まれる中国関連ニュースとして知られる。2008年より明治大学講師(東アジア論)も兼任。2019年に『ファーウェイと米中5G戦争』(講談社+α新書)で岡倉天心記念賞を受賞。他に『アジア燃ゆ』(MdN新書)『パックス・チャイナ 中華帝国の野望』『ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ』(以上、講談社現代新書)など著書多数。

「2023年 『日本人が知らない!中国・ロシアの秘めた野望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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