羊の宇宙

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 198
感想 : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062090513

感想・レビュー・書評

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  • iBooksで無料配信してたので、読みました。
    素敵な本。
    頭がカチコチになった大人こそ、こんな本を読むべきだと思う。

  • 天山山脈の下、ある老人と羊飼いの少年との会話が進む…読み終わったあと、東洋人で良かったと腹の底から思えましたよ。

    もうかれこれ20年は昔の話、NHKでミヒャエル・エンデをプレゼンターに迎えた『アインシュタイン・ロマン』という番組を放送していて、毎回ワクワクしながら観ていたのです。
    その最終回はそれまでのアインシュタインの足跡を巡る内容からうってかわって虚実入り交じったファンタジー、その刺激的な物語の最後の重要なシーンに使われていたのがこの話でした。
    それがきっかけでこの本を知り、手に入れた思い出の本。

    これはエンデの本と共に、今でも何か迷った時には読み返してみる大切な物語。
    今夜、久し振りに…

  • 哲学的なお話を読み易く、挿絵もある。
    アインシュタインも出てきたりする。
    1回では理解し切れないであろう。

  • 図書館本。絵本なんだけれど、とても哲学的。むしろ若干難解。いつもの夢枕さんとは違った色が出ていて、不思議な感じだった。絵本なので、一応子供向け?だとは思うが、内容的には難しいのでは?と思ったが、むしろいい大人が読むと難解だと思い込んでしまう気がした。先入観や知識の少ない状態で読むと、純粋にすんなり解りあえてしまうのかも?とふと思った。一番胸に響いたのは、118歳の老物理学者が言う、相対性理論に対するブッダと学者の理論の結論は同じで「人間は誰に遠慮することなく、幸福になってもいいのだということ」。奥、深し。
    そして、宇宙は羊と、羊じゃないものでできている。 言い換えれば、「宇宙はうさぎと、うさぎじゃないものでできている」byうさぎ様の下僕。是、宇宙の法則也。笑

  • 評価が高い本だが、私には理解らなかった。

  • 「子どもの「書く力」は家庭で伸ばせるby高濱正伸&竹谷和」の中で、著者が11歳の頃に読んで初めて「哲学」の片鱗を見出した本として紹介。

  • 地球を一周して考えてみる。

  • 老物理学者が羊飼いの少年に宇宙の心理を問う。そのやり取りは禅問答のようで、いつもと違う方向から世界を見るかのような感銘を与えてくれます。

    宇宙は、ここと、ここでない場所でできあがっている。

    そんな言葉がたむらしげるのイラストによって、より広く深く心の奥に届きます。

  • 夢枕 獏:作/たむらしげる:絵/ 講談社

    「それはね、空間と、時間と、癖でできているんだ」

    カザフ族の少年と、とある高名な物理学者とが、それぞれの持っている「宇宙の真理」を語り合います…

    冒頭の方で、物理学者がカールに語りかけた言葉…
    「それは、人間は誰に遠慮することなく、幸福になってもいいのだよということさ―――」
    …真理…。

    たむらしげる氏の挿絵…というより文章のひとつになっている造りがとても印象に残りました。
    彼の絵なしではこの作品のいいところが伝わらないと思います。


    久しぶりに蔵書にしたいな。
    と思える作品でした。

  • itunesでプレゼントされて、たまたま読んだが、深く考えさせられた。

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著者プロフィール

1951年神奈川県生まれ。東海大卒。77年「カエルの死」でデビュー。『キマイラ』『闇狩り師』『サイコダイバー』『陰陽師』などの人気シリーズを持つ。『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞。『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞。『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞。近年、菊池寛賞、日本ミステリー文学大賞を受賞。18年、紫綬褒章を受章。

「2022年 『月に呼ばれて海より如来る 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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