密告

著者 : 真保裕一
  • 講談社 (1998年4月発売)
3.19
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  • 14レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062091084

密告の感想・レビュー・書評

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  • 【資料ID】138404
    【分類】913.6/Sh69

  • イマイチ
    登場人物が全員女々しい(笑)

  • 密告の過去を持つ警察官がまた密告を疑われて俺じゃないよと奔走する話。
    長い。無駄に長すぎる。後味もあまりよくない話。

  • 相変わらず下調べがしっかりとしているから話の土台がガッチリしている。内容的には若干無茶な展開があるがそれをフォローして余りある土台があるからこの人の作品は面白い。ただ結論に行き着くまでがまどろっこしいのと恋愛をちょっと強引に入れたかな的部分にファーストフード的軽さを抱いてしまった。

  • ●あらすじ●
    川崎中央署生活安全総務係の萱野は、高校時代に花園まで行った元ラガーマンであり、かつては射撃でオリンピック候補にまでなった警察官である。
    ある日、上司である矢木沢が地元の業者を接待している所を目撃してしまった萱野だが、それについては口を噤んでいた。ところが、何者かが矢木沢の不祥事を「密告」し、警察内部の者は、誰もがを萱野を疑っていた。
    たしかに萱野には、射撃選手時代のライバルであった矢木沢を「密告」により蹴落とした過去があった。しかし、今回は違う。身の潔白を証明するため、真の密告者を捜し出そうとするが、萱野の前には警察組織の壁と何者かの妨害工作が立ちふさがり、探れば探るほど孤立してゆく。
    一体、誰が何を隠そうとしているのか。やがて、天下り先をめぐる警察内での覇権争いがあることにたどりつく。

  • ピストル競技でオリンピックを目指していた7年前。嫉妬と妬みからライバルを密告した警察官萱野。自分もまた挫折する。そして今またいわれのない密告の疑いをかけられる。その容疑を晴らすために警察内部を探るうちに天下り、贈収賄が渦巻く中に飲み込まれていく。

    女も男もかつての上司も哀しく暗い結果になる。唯一信頼していた上司も自らの保身を考えた黒幕だったし。
    気になると言えば、閑職の人のはずなのに、結構捜査がうまくて頭がよい。警察内部の汚職は許せないという正義に満ちていたりして、7年前の人物とは違い過ぎるような気もした。

  • いつも思う。
    なんで真保さんの小説の主人公の男の人たちは、こんなにも強いんだろう。

    ホワイトアウトも
    「ダム職員がダムと人質を守るためにテロリストとひとりだけで戦う」
    という一見突拍子もない設定なのに
    主人公の、自分の過去の過ちを辛いながらも認め、償い
    立ち向かう強さと
    緻密な文章に引き込まれてしまった。

    この小説の主人公の萱野さんも、とっても強かった。


    ネタバレ。
    人に胸倉を捕まれたり、唾を吐きかけられたり殴られたりして、
    冷静でいられるものだろうか? 誰にも助けも求めず?
    パイプ椅子に座って雑巾で引き出しを拭くくらいなら私にもできるけれど、
    逮捕状をとられて脱走劇を繰り広げる勇気ってあるだろうか。
    いくら無実の罪とは言え。
    窓から飛び降りて。
    男たちに囲まれて殺されそうになって、泣き叫ぶんじゃなくて
    110番通報をするために、縛られている体を目一杯使って動くなんて。
    出来るか? 普通。

    でも、ありえない!と一笑に付すには、余りにリアル。


    ただ、今回個人的に初めて、密告者が誰かというのが大分早くに分かってしまった。
    広永さんがもっと大活躍してくれるのかなーと思ったので、その点は残念。
    そして、現実にこんなことがあっても、結局は揉み消されちゃう危険性がある気がしてしまう。
    広永さんがいくら頑張っても、萱野さんが命をかけても、駄目かもしれない。
    そういう世界ってあるんだよなあ、と。
    萱野さんが助かって本当に良かったけれど、矢木沢さんは死んでしまったし。

    でも、夢はあるっていう終わり方が好きだ。

  • 過去に密告をしてしまった主人公がまた同じ人を密告したのでは、という疑惑をもたれてしまう話。主人公が過去に一度密告をしているというのもそうだけど、ヤクザに脅されて暴力を振るわれそうになるときに「助けてくれ!」とか叫んじゃうところとか、ハードボイルドの反対の主人公がちょっと嫌だったなぁ。確かに人間くさくはあるんだけどね。

  • 必読。

  • これも父から拝借。
    正直面白いとは思えなかった。
    残念。

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