- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062091541
感想・レビュー・書評
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話題作を読んだのはけっこう後になってから。
明るすぎるとかきれいすぎるという批判を眼にしたのは読み終わってだいぶたってから。
受けいれやすい障害者像を提示せざるを得なかった前世紀が見え隠れしつつ、それだけじゃ終わらせない強かさも併せ持っているのだろうと今は思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
障害は不便だが不幸ではない。
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初版時に読了。穏やかなお人柄と前向きなチャレンジ精神は、彼をはぐくんだ環境がとても好意的で温かかったからですね‥。どうぞ、いつまでもお元気でいて下さいね‥。あなたの存在は多くの人の励みだから。
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何かを成すのに、四肢が自由かどうかなんて関係ない。
身体なんて、環境なんて、人の目なんて、
全部関係なしに、やりたいことにひたむきに、一生懸命に。 -
発売当時、話題になって読んだのは10代だったけど、
この年になって読み返すとまた違う印象を受けた。
生きる上での自己肯定感の大切さよね。
わたしには全く足りていない。
まわりの優しさにいちいち感動する。
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市民参加という言葉があるが、俺たちがやっているのは、そんなスタイルじゃない。
俺たちが場を作って、そこに行政に加わってもらう、
言わば「行政参加」なのだ。
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中学校の朝読の時間に初めて手に取った、私が読書をするきっかけを与えてくれた本。子供ながらのアイデアで生まれた乙ちゃんルールなど周囲のあたたかさを感じる。あとがきにも書いてあったかと思いますが、大人時代になってくるにつれて少し内容がかたくなっていく印象。社会人になった今、改めて読み返すと当時は得られなかった学びを得られそうな予感がしています。
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ずいぶん話題になったほんだけれど、ずっと読む機会がなくようやく読むことができた。この本が出てから20年。乙武さんは結婚したあと不倫をして離婚、とあいかわらずのやんちゃぶり。
手足がなくても字も書けるし、ごはんも食べられるし、学校へ行って文化祭の実行委員長にだってなれる。バスケットボール部にも入ったし、卒業生代表のあいさつもした。
できないことは何もない、というわけではないけれど障がい者だからと言って自分のやりたいことを我慢してしまうということを乙武さんはしなかった。自分が得意なこと、人より優れていること、をきちんと見つけて、自分を必要以上に卑下しなかった。
強いなあと思う。自分だったらこんなに堂々と生きられるだろうかと。『せっかく与えてもらった障害を活かしきれていない。乙武洋匡にしかできないことは何だろうか。』素晴らしいです。人間としての魅力にあふれているなと感じました。 -
乙武さんもこの本も知っていたが、今まで読んでいなかった。
障がい者というイメージを一気に変化させた乙武さんの功績と言うのは大きい。
その乙武さんがどういった人生を歩んできたのかということが書かれている。
乙武さんは家庭、学校、友人に大変恵まれている。そして、本人の性格も明るく従来の障がい者イメージとはほど遠い。
また、障がい者自身の自己肯定感と障がい者を見る社会の目についても警鐘を鳴らしている。
特に恋愛について語っている場面が印象に残っている。
「障がいを理由に拒否されるのは差別でもなんでもない。健常者でも顔が悪かったり、背が低いだけでも相手にされないことであるのだから。」
障がい者を特別扱いせず、障がいを一つの特徴として見ることが大切なのではないかと思う。 -
障害は不便だか不幸ではない ヘレンケラー
周りへの感謝を書いてある本だと感じました!
自分自身がチャレンジしていくこと、周りへの感謝を大切に、解釈を学んでいくことを決めました!♪( ´▽`) -
自分らしく、誇りを持って生きよう。改めてそう強く思った。