ザ・対決

  • 講談社 (1998年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (274ページ) / ISBN・EAN: 9784062092104

みんなの感想まとめ

様々な対決をテーマにしたオムニバス形式の作品で、哲学者や歴史的人物から日常の食べ物まで、幅広いジャンルの対決が描かれています。特に「ソクラテスvs.釈迦」のような哲学的なテーマから、「コーヒーvs.茶...

感想・レビュー・書評

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  • (感想)
    安定の清水義範ワールドです。
    対決させる組み合わせが面白い。
    目次見ただけでワクワクしちゃう。
    しかも毎回、場面設定、登場人物の関係性、語り口などが全然違うので、「対決」が変わる度に新鮮。
    展開も「なんでやねん」「まさか」「そう来るか」、、、と飽きさせない面白さ。
    元ネタの知識があれば、なお一層面白い。
    元ネタに関する本を改めて読みたくなる。
    ロビンソン・クルーソーとか、懐かしすぎる。
    お茶vsコーヒーなんかも、歴史とかいろんな知識がてんこ盛りの対決で。
    最澄vs空海、紙vs火薬vs羅針盤は日本史世界史の知識も織り混ぜてからの、清水義範ワールド。いろんな世界が交錯する。
    続編に『ザ・勝負』ってのもあるらしい。
    読みたいわー

  •  再読。
     「ソクラテスvs.釈迦」、こういう趣向をフェイク・エンディングというのだろうか、盛り上げるだけ盛り上げてストンと落とす。ガッカリした記憶あり。再読でも悪印象は変らず。
     その他の勝負は直接対決するのもあり、「コーヒーvs.茶」のように擬人化して対決するのもあり。パスティーシュの醍醐味が味わえる。
     「楊貴妃vs.クレオパトラ」は好個の短篇小説になっている。全十番勝負のうち、これを強く推したい。

  • ソクラテスvs釈迦から始まって、各種対決10番勝負。人物以外にもコーヒーvs茶やらラーメンvsカレーライスやら。時代も国も人も超えて。まっとうな知識を得られちゃうものから、ちょっとした娯楽の短編小説的なものまで、豊富なバリエーションで10番なんかじゃ物足りない!そんな一冊でした。

  •  釈迦とソクラテスはほぼ同時代の人なんだそうだ。その二人が出会ったらどんな話をするのかな?と思いきや(後はネタバレにつき省略!)ほか、コーヒーと紅茶、カレーとラーメン(どっちの派閥に属するか、だな)など全部で十の対決をオムニバスで送る短編集。

  • 2005.10.22
    対決方法がかわいらしいというか平和的というか・・・

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著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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